男子バスケットボール日本代表(FIBAランキング26位)は25日、FIBAアジアカップ2025予選(Window1)中国(同29位)戦に挑む。日本にとって中国は、アジアカップなどFIBAの主要大会では1936年のベルリンオリンピックを最後に88年間勝利を挙げられていない宿敵。この試合へのロスター入りが発表されたジョシュ・ホーキンソンは「『我々がアジアのベストチームだ』ということを証明する大きなチャンス」と意気込みを見せる。
ジョシュ・ホーキンソンのコメント
-日本代表デビューから1年が経った
そうですね。クレイジーな1年だったよね?日本のパスポートを取得して、去年の2月の2試合からすべてが始まったと思います。新しいことにチャレンジして、日本代表でプレーしてみて、自分の役割がどんなものなのかが分かったと思う。2月に2試合でプレーしてなかったらワールドカップでのプレーがもっと難しかったと思います。なので、あの2試合は個人的にとても大きかったです。だからこそ、今回のアジアカップも同じように扱わないといけない。グアム戦、中国戦と戦うことで、パリ五輪へとつながると思う。
FIBAアジアカップは独立した大会ではあるけど、この2試合はパリ五輪への準備として考えています。去年の試合がワールドカップへの準備だったようにね。なので、この2試合は非常に重要です。FIBAアジアカップでは中国に88年間勝てていないので、今回は非常に大きなチャンスだと思っています。「我々がアジアのベストチームだ」ということを証明する大きなチャンスです。
-対戦相手の中国について
中国には若くてサイズがあり、スキルも運動能力も高い選手が多くいます。そして国際大会での経験も豊富です。中国がモンゴルと対戦した試合を見たけど、彼らのインサイドでの高さやリバウンドなどは我々が戦ううえでカギになってくると思います。
-パリ五輪に向けて
パリ五輪のチームの目標である「パリで戦う」ためには、1勝以上、2勝、3勝と必要になってきます。そして、パリに向けての戦いはここから始まる。チームを作り、ケミストリーを高めていく。なので、今回のアジアカップをパリ五輪の準備として考えています。グアム戦、そして強豪の中国戦。もし中国に勝てれば、パリ五輪の前には強化試合もあるでしょう。まさにワールドカップ前と同じような流れです。
オリンピックではさらに強いチームと戦うことになる。我々の最終的なゴールは予選を突破してベスト8に入ること。それはとても素晴らしい経験になると思うし、すべて今回のアジアカップから始まると思っています。