【バスケ日本代表】今村佳太が攻守でもたらす“万能性”「自分の強みだと思っている」
グアム戦で8得点を記録した日本代表の今村佳太©Basketball News 2for1
バスケットボールニュース2for1代表。スポーツニッポン新聞社の編集者・記者を経て、2020年に現メディアを立ち上げる。日本代表やBリーグからNBA、WNBAまで国内外さまざまなバスケイベントを取材。スポーツライターとしても活動している。

 男子バスケットボール日本代表(FIBAランキング26位)は24日、25日に行われるFIBAアジアカップ2025予選(Window1)中国(同29位)戦を前にメディアに向けた公開練習を実施した。22日のグアム戦でロスター入りし、約16分間の出場で8得点(フィールドゴール3/6)2リバウンドを記録した今村佳太は、中国戦へのロスター入りが決定。公開練習後、今夏開催されるパリ五輪での日本代表入りを目指す今村に話を聞いた。

グアム戦で8得点「自信をもって自分のプレーができる」

-グアム戦でのパフォーマンスについて

 ここ2年ぐらいの経験だったり、自分がたくさん悔しい思いをしてきたっていうのもあるので、そういうものの積み重ね、「自信を持って自分のプレーができる」という自信があるので。その経験がすごく今の自分は生きている部分かなと思う。それが(プレーの)落ち着きに繋がっているなと思います。

-自身のプレーで日本代表にもたらせるものは

 自分がウイングポジションでペイントアタックをして、ズレを作ることが自分のできることだと思います。その中で、いろんなバリエーションで、クリエイトもそうですけど、シュートをメイクできる、それでパスもできるっていうのが自分の強みだと思ってるので。そのバランスの良さっていうのは自分がチームにもたらせる部分かなと思いますし、ディフェンスのハードさというのは僕がこれまでずっと自信を持ってきた部分。その二つが自分としては一番試合に還元できる部分かなと思います。

攻守での万能性が光る©Basketball News 2for1

-パリ五輪での代表入りへ向けてポジション争いも激しくなる

 もちろん、まだまだこれから多分海外組も入ってきて、選考はまた熾烈になってくると思う。僕ができることは毎日このチームのためにも、自分が選ばれるためにもいい準備をして、いい積み重ねを重ねていくことっていうのが一番のアピールになると思っていますし、その中で結果を出さなきゃいけないと思っています。選出される、されないというのは自分がコントロールできることではないので、やっぱり自分がコントロールできることは、自分がどれだけ毎日の日々の練習だったり、日々の積み重ねを大事にしていけるかなということ。そこが一番自分にとって大事かなと思います。

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