Bリーグ1部・西地区2位の琉球ゴールデンキングスは2日、アウェーの千葉ポートアリーナ(千葉市)で千葉ジェッツと対戦。78-76で勝利した。
第1クォーター(Q)は琉球はオフェンスでリズムをつかむと、24-11の13点リードと好スタートを切る。第2Q、千葉Jが巻き返すも琉球は今村佳太、アレン・ダーラムを中心にオフェンスを組み立て48-39の9点リードで折り返す。
第3Qは琉球のオフェンスがかみ合わず、フィールドゴールを4本に抑えられ、63-62の接戦に。第4Qは一進一退の攻防が続くも、残り3.9秒で今村が値千金の3点プレーを決め、勝利を決定づけた。レギュラーシーズンでの千葉Jとの対戦は1勝1敗で痛み分けとなった。
この試合では、今村が19得点(3PT4/8)、ジャック・クーリーが14得点17リバウンド、松脇圭志が12得点(3PT4/7)を記録した。試合後、桶谷大ヘッドコーチ(HC)とコー・フリッピンは記者の質問に応じた。
桶谷大HCの千葉J戦後のコメント
―4/2 千葉J戦の総括
今日はディフェンスはプライドという話を選手たちにして、プライドを持って試合の入りからいいディフェンスをしてくれた。第4Q離されそうで苦しい時間帯がある中で、なんとかディフェンスで食らいついた。リバウンドは取られたが簡単なイージーショットを打たさずに頑張ってくれた。ただ千葉Jさんのように3Pシュートがあるチームに対して、ディフェンスの遂行力が低かったのでそこは反省して、今後は千葉Jのようなチームに対してディフェンスを遂行できるようになって、もっと勝つ確率を上げないといけないと思う。その点課題が残るゲームでもあったと思う。
―2Qに牧のオフェンスからインサイドが上手く機能したことについて
ボールムーブメントを止めないことを意識した。その中でいかにシンプルにアドバンテージがある箇所にボールを入れられるかが重要。牧、田代はかなり落ち着いてプレーしていた。彼らはアドバンテージがある箇所にボールを入れられるチームにとって必要不可欠な選手だと思う。
コー・フリッピンの千葉J戦後のコメント
―4/2 千葉J戦の総括
すべてのポゼッションで勝敗に繋がる重要なポゼッションだった。そのような試合だったと思う。
―チームで成功率が低かったフリースローについて
フリースローはゲームの中で重要だと理解しています。今日5本外したのでその部分は個人的に取り組んでいきたいと思う。そしてチャンピオンシップでは大事なものだと思っているので決めれるようにしていきたいと思います。
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