千葉ジェッツのジョン・パトリックHC「100%で粘って頑張っていたので何も文句はない」
記者の質問に答える千葉ジェッツのジョン・パトリックHC©Basketball News 2for1
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 Bリーグ1部・東地区1位の千葉ジェッツは2日、ホームの千葉ポートアリーナ(千葉市)で琉球ゴールデンキングスと対戦。76-78で敗れた。

 第1クォーター(Q)は琉球のディフェンスに苦戦し、11-24でリードを許す。第2Q、千葉Jは持ち前の攻撃力でヴィック・ロー原修太を中心に7本の3Pショットを決め、39-48と9点ビハインドで折り返す。

 第3Qは千葉Jのディフェンスがかみ合い、琉球を15点に抑える好守を見せる。第4Qは一進一退の攻防が続くも、残り3.9秒で琉球の今村佳太に3点プレーを決められる。2点差のラストポゼッションで原が3Pショットを放つも外れ、跳ねたボールをローがタップして同点となるシュートを決めるも、僅かに間に合わず。レギュラーシーズンの琉球との対戦は1勝1敗とした。

 この試合では、ローが19得点14リバウンド4アシスト、原が15得点4アシスト、クリストファー・スミスが14得点を記録。試合後、ジョン・パトリックヘッドコーチ(HC)と原は記者の質問に応じた。

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ジョン・パトリックHCの琉球戦後のコメント

 怪我人多くても我々がカムバックしてリードして最後にベースラインで琉球ボールになって、最後のシュートを決められた。

 100%で粘って頑張っていたので何も文句はない。琉球にコングラチュレーション(おめでとう)と言うしかない。そしてお客様にはすごくお礼を言いたいと思ってる。千葉Jがビハインドのときでもサポートしてくれて、ファンとブースターのエネルギーを使ってカムバックできたと思います。怪我人が多いことは心配ですが、また水曜日頑張りたいと思います。

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―原のアレン・ダーラムに対するディフェンスについて

 ダーラムに対しては他の選手がついてて上手くいかなかったから、原を第4Qにマッチアップさせた。原がマッチアップしたときはダーラムはほとんど得点、リバウンドを取っていなかった。原は1番~4番まで誰にも負けないディフェンスやっている。

原修太の琉球戦後のコメント

―4/2琉球戦の総括

 僕も含めみんなコンディションが万全じゃなかったり、(佐藤)卓磨、(富樫)勇樹が途中怪我をするアクシデントがある中で、若い(米山)ジャバと(小川)麻斗、ベテランの(荒尾)岳さん、(西村)文男さんが頑張ってくれた。その中ではベストゲームだったと思う。

記者の質問に答える千葉ジェッツの原修太©Basketball News 2for1

―琉球のラストポゼッションのマッチアップについて

 あまり誰にマッチアップしたいとかはなく、僕はどういうタイプが苦手とかあまりない。苦手な選手があまりいない分、卓磨だったらこういう選手がマッチアップしやすいとかある。今回は1点差で琉球のインサイド陣がすごく強いので、スクリーンなしに中にダイブをしてくるんじゃないか、と踏んで僕がボールマンにマッチアップしていた。今後はディフェンスを引っ張っていけるようなことはチームで会話していきたいと思います。

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