宇都宮ブレックス、“東地区頂上決戦”に敗れる 佐々宜央HC「最後まで戦えるようにやっていきたい」
宇都宮のブレックスの比江島慎©Basketball News 2for1
Bリーグを中心に、Wリーグや学生バスケ、日本代表など日本のバスケットボール界を取材し、情報発信をするメディアです。バスケットボールに関するさまざまなニュースをピックアップし、お届けします。

 Bリーグ1部は14日、各地で第2節の試合が行われ、宇都宮ブレックス(東地区2位)は敵地でアルバルク東京(同1位)と対戦。ともに第1節を連勝で終えた東地区同士の“首位決戦”となったが、後半で25-46とアドバンテージを奪われた宇都宮が60-75で敗れた。

 宇都宮はDJ・ニュービルがチーム最多の19得点、比江島慎が12得点を記録。試合後には佐々宜央HCと比江島が記者会見に登場し、記者の質問に答えた。

佐々宜央HCの10/14のA東京戦後のコメント

-A東京戦の総括

 前半はお互い締まった展開でディフェンスのプライドがぶつかり合ったような状況があって、僅差でリードして終えましたけど、3Qに向こうのプレッシャーに対して、安易なターンオーバーが始まったところと、相手のインサイド陣がペイントに侵入してきてガード陣もアタックしながらペイントで、多分エンドワンが3Qで3回決められて、僕らはその間ペイントのところでポロリしたりとか、そこで怖くなって本当はもっとペイントに侵入しなきゃいけないところをアタックしなくなって単発のショットを打ち始めた時間帯だった。

そういう事象を話していったらいろいろ解決できますけど、それ以上に途中で僕は今日詰まった試合のところで最終的な集中力が一瞬切れたことが僕はもう目に見えてしまったので、この相手に対して10点差つけられようが今のバスケットだったら5分間だったらどうにもなるのに、集中力が切れてしまったのはチームも含めて全体的に反省しなくてはいけない。こんな大勢のファンの方々にまた見に来ていただいて、最後僕も見てますけど途中で帰る人も見えてましたし、そういう試合してしまったら本当に申し訳ないし残念だと思います。ただ、明日もう1回あるのでしっかり最後まで戦えるようにやっていきたいです。

試合中に指示を出す佐々宜央HC©Basketball News 2for1

-集中力を持続させるために

 アルバルクさんは1本1本のリバウンド、ディフェンスを切るところところ、スクリーンかけるとか、本当に細かいところを繋げていって、そこら辺がもっとこっちが要求しなきゃいけないし…やってたつもりでしたけどね。でも、これで勝てないってことはまだまだ足りないってことですし、ここからもっとそこを詰めていかなきゃない。

 僕らも人間なのでずっと負けてなかったっていう状況の中で、10点差を広げられて一息ついてるときに、今までだったらそこで盛り返したところがアルバルクは最後の24秒でさえもアルバルクは15点差を17点差にしようとしていた。その気持ちを持って戦ってた。こっちがその状況だったらそれを持ってんのか?っていうのは、むしろアルバルクさんにリスペクトして貰ってますよね。2勝2敗になったときに、もしかしたら1点上回れるように。 うちが去年4敗もしてるのにアルバルクの方がリスペクト払ってると思います。むしろ、やっぱりそこだと思います。でもその隙を見せない自分らの中で去年の結果はありましたけど、今までここにきてちょっと怠慢になった部分はあるんじゃないのかなと思いますし、そこは本当に僕は悔しいですね。

比江島慎の10/14のA東京戦後のコメント

-集中力を持続させるために

 より相手がアグレッシブにやってきたのは感じていて、そこで僕らは集中力が切れたとは思ってないんですけど、監督から見たらそう感じたっていうところは反省しなきゃいけないし、実際相手がいいディフレクションをして、その後簡単にレイアップされたりとか、一つのピック&ロールで崩されてっていうところに関しておっしゃる通り集中が切れてた部分もあると思うんで、40分間集中しないとやっぱこういう強い相手には勝てないと思うんで、しっかり集中力保ちながらやっていきたいと思います。

記者の質問に答える比江島慎©Basketball News 2for1

関連記事

Twitterで最新情報をゲット!

おすすめの記事