サンロッカーズ渋谷、開幕3連敗も前向く ルカ・パヴィチェヴィッチHC「勝つ方法を見つけていく」
試合中に指示を出すサンロッカーズ渋谷のルカ・パヴィチェヴィッチHC©Basketball News 2for1
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 Bリーグ1部は14日、各地で第2節の試合が行われ、サンロッカーズ渋谷(中地区7位)はホームで琉球ゴールデンキングス(西地区2位)と対戦。昨季王者相手に前半は攻守で冴えわたり、41-38と3点リードで折り返す。しかし後半、琉球の今村佳太(20得点)、ヴィック・ロー(21得点)らを中心に55失点を許すなど、ディフェンス面でリズムをつかめず。86-93で敗れ、開幕から3連敗となった。

 SR渋谷はジョシュ・ホーキンソンがチーム最多の19得点、アンソニー・クレモンズが18得点9アシスト、田中大貴が16得点、ライアン・ケリーが15得点を記録。試合後、ルカ・パヴィチェヴィッチHCとホーキンソンが記者会見に登場し、記者の質問に答えた。

ルカ・パヴィチェヴィッチHCの10/14琉球戦後のコメント

-試合の総括

 我々にとっては難しいホーム開幕戦でした。琉球は今の我々よりも層が厚く強いチームで、我々がやりたかった勝利するために必要なことを最後までやり続けることができませんでした。 選手たちはみんな全力でホーム開幕戦をプレーしてくれたと思いますが、琉球は多くの武器を持っているチームでした。

 我々は彼らにマッチするべく完璧な試合をしようと務めましたが、後半のある時から我々はエナジーや集中力を失い、琉球は継続してプレーし続けたことで差が生まれたと思います。 我々も戦い続けましたが、琉球に比べて高さや武器の数が足りなかったと思います。

-開幕節からよくなった点と改善点

 名古屋と琉球はとても層が厚く、チームとしても継続性があるチームで、我々はまだまだ数週間前に始まったばかりのチーム。この2チーム(名古屋ダイヤモンドドルフィンズと琉球ゴールデンキングス)と戦うことは、我々にとってはチャレンジでした。この対戦によって我々の成長がより早くなることは間違いありません。名古屋はゾーンやマンツーマンなどチェンジングディフェンスをたくさん使ってくるチームで、逆に琉球はそれをせずタフに戦ってくるチーム。この2チームと対戦することは、我々が全選手揃っていたとしてタフなことです。ビッグマンが2人しかいない状況では特にこの2チームと対戦するのは大変でした。

 シーズン開幕直前に(ジェームズ・マイケル)マカドゥが離脱してしまいとても大変な状況になり、アキ(チェンバース)もいなかった。それらの問題を対処しながらこういった強豪チームと対戦しなければいけないので、どうやったら勝てるかを見出していかないといけません。ビッグマンがいない状況は大変ではありますが、試合をこなしながら学んでいき、勝つ方法を見つけていきたいです。

記者の質問に答えるパヴィチェヴィッチHC©Basketball News 2for1

ジョシュ・ホーキンソンの10/14琉球戦後のコメント

-初めてのホームでのプレーについて

 実は今回がBリーグで初めてこのアリーナ(青山学院記念館)でプレーする試合でした。アウェイでもプレーをしたことがなかったので。初めてファンのみなさんの前でプレーできたことやみなさんのエナジーを感じられたことは楽しかったです。 ウォームアップの時にDJが僕が大学時代に聞いていたような曲を流してくれていたのもエナジーになりました(笑)。 ファンにハッピーになってもらったり、チームを誇りに思ってもらうためにも本当に勝ちたかったですが、第2戦ではそうできるようにベストを尽くします。

記者の質問に答えるジョシュ・ホーキンソン©Basketball News 2for1

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