Bリーグ1部・サンロッカーズ渋谷は8日、アウェイのドルフィンズアリーナで名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。1クォーターは25-11とSR渋谷がリードする展開になるも、その後は名古屋Dに追いつかれ接戦に。一進一退となった4Q、最後の瞬間まで粘り強く名古屋Dにくらいつくも74ー76で惜敗。前日の第1戦も70ー79で敗れ、ホームの名古屋Dを相手に開幕戦を2連敗スタートとなった。
SR渋谷はジョシュ・ホーキンソンが23得点11リバウンド、アンソニー・クレモンズが15得点3リバウンド5アシスト、ライアン・ケリーが14得点5アシストとチームをけん引。試合後、デュシャン・グヴォズディッチアシスタントコーチ(AC)とクレモンズが記者会見で質問に答えた。
デュシャン・グヴォズディッチACの10/8 SR渋谷戦後のコメント
ー名古屋D戦第2戦の総括
まず、すごく難しい試合になるのは分かっていたし、そこに向かってしっかり準備をしてきました。私たちにとってアウェイの名古屋で試合をすることはタフなことだと思いました。この試合に向けて私たちは準備していましたが、昨日(第1戦)に比べると、その準備に対してよく出来ていたなと思います。なので、どちらのチームに勝ちが傾いてもおかしくなかったと思います。
私たちとしては、今やっていることをしっかりとやり続けて練習して、次の琉球ゴールデンキングスを相手にしっかりと準備するということしか今は出来ないと思っています。最後に、名古屋さんには開幕2連勝おめでとうといいたいのと、お互いが良いシーズンを送れるように願っています。
ー新加入選手への評価
今シーズンは大きく選手が入れ替わって、新しい選手が加入してきました。本当にみんなそれぞれが頑張って自分の出来ることをやっていますし、私たちコーチ陣の期待に応えようと一生懸命やってくれています。その中で、私たちのチームはまだ新しいということが前提にあって、やはり1年目というのはすごく厳しくなるというのは理解しています。でも、その中で私たちはやるべきことをやり続けていく、シーズンを通して全員が上手くいくように今頑張っているところです。
―何を武器に、どんなチームに育てていきたいか
強いグループ、組織を作っていくのが一番の武器にしていかないといけないと思います。特に1年目なのでそのように感じます。やはり、チームスポーツなので、誰か1人が目立ってやっているようなチームは強くないと信じていますので、しっかりチームで組織としてひとつになって戦えるということが一番の武器となるように成長していきたいと思います。
アンソニー・クレモンズ10/8 SR渋谷戦後のコメント
ー名古屋D戦第2戦の総括
昨日に比べると、戦う部分に関してはハードに戦えたと思います。30分間くらいはいい戦いをし続けることが出来たと感じます。名古屋さんはずっと所属している選手が多い中で、そういうチームを倒すためにはどうしていかないといけないのかというのをもう一度しっかり見つけていかないといけないなと感じました。
ー2試合を終えて、Bリーグでのプレーの感想は
まず、すごくチャレンジが大きいとこの2日間やってみて思いました。新しい挑戦をしていかないと思ったのと、そこに対してしっかりアジャストしていかないといけないと思いました。2日間を通してすごく楽しかったのもありますし、この先、まだまだ試合がある中でもっともっと経験していけば自分自身のパフォーマンスは良くなっていくと思いました。
ー自身のチームでの役割は
オフェンスをしっかり作ること。全員でオフェンスが出来るように組み立ててあげることが自分の役割で、オフェンスをしっかりコントロールするのが自分の役割だと思います。すごく難しいシチュエーションが来た時にもしっかりコントロールして、チームメイトに渡してあげるのか、それとも自分が行って責任をもってオフェンスをやり切るのか、その部分が今自分に求められている役割としては大きいと思っています。