ファイナル進出の千葉ジェッツ、史上初の3冠へ琉球と決戦 富樫勇樹「上回っている点は全部」
2シーズンぶりにファイナルに進出した千葉ジェッツ©Basketball News 2for1
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 Bリーグ1部(B1)千葉ジェッツ(東地区1位)は20日と21日にアルバルク東京(同2位)とチャンピオンシップ(CS)セミファイナルを戦い、第1戦を89-66、第2戦を93-62と2連勝。2年ぶりのファイナル進出を果たした。

 広島ドラゴンフライズとのクォーターファイナル初戦を落としたものの、その後2連勝でSF進出を決めた千葉J。相手は過去に2度ファイナルを戦い、勝利できなかった因縁の相手A東京だ。

 第1戦は原修太がオフェンスでは3ポイントショット(3P)を5本決め、17得点を挙げる活躍を見せる。ディフェンスではA東京の日本人エース安藤周人に得点を許さず、攻守で活躍を見せた原がチームをけん引し、快勝に導いた。続く第2戦も、序盤からエナジー全開。ギャビン・エドワーズが前半だけで15得点と本領発揮し、最終的には31点差をつける圧倒的な戦いを披露した。SFは2試合連続で全員出場と層の厚さを見せ、2シーズンぶりのファイナル進出を決めた。

 今シーズンは天皇杯優勝と東地区優勝という2つのタイトルを獲得している千葉J。27日から30日にかけて行われるファイナルでは、史上初の3冠をかけて琉球ゴールデンキングス(西地区1位)と戦う。

千葉J ジョン・パトリックHCの5/21A東京戦後のコメント

-A東京戦の総括

 今日第1Qは接戦だったんですが、A東京のローテーション(選手)がそんなに多くないので、我々は常にフレッシュな選手がいて、ディフェンスのプレッシャーをかけることができた。そして今日も外のシュートが結構入っていた。特にビッグマンたちの(ジョン)ムーニーは外から、そしてギャビン(エドワーズ)がインサイドとミッドレンジから結構当たった。12名は全員で全力やって、2日間でシリーズを終わらせたのはすごく良かったと思う。

記者会見で話す千葉Jのジョン・パトリックHC©Basketball News 2for1

-琉球の警戒すべき選手

 タレントが多いチームなので(レギュラーシーズンと天皇杯で)3回当たっていますけど、20点取れる選手はたくさんいますし、最近は松脇(圭志)とか日本人のシューターは結構熱い。ハイパーセンテージで当たっていますので、1人だけじゃなくてチームディフェンスをする。1対1もそうですけど、シューターが多いので、ローテーションとかシュートに対してのディフェンスは強調すると思います。

千葉J・富樫勇樹の5/21A東京戦後のコメント

-A東京戦の総括

 連勝してファイナルに進むことできたのは良かったなと思いますし、ケガ人もなくオフェンス、ディフェンス共に内容のいい試合ですごくいい試合だったかなと思います。

記者会見で話す富樫©Basketball News 2for1

-千葉Jが琉球を上回っている点は

 上回っている点は全部じゃないですか。それは自信を持っていえると思いますし、自分たちがやってきたことを普通にこなせば勝てると思うので、あまり油断せず気負いせず試合に臨みたいと思います。

千葉J・西村文男の5/21A東京戦後のコメント

-A東京戦の総括

 正直、ケガ人がすごく多いA東京相手だったんですけど、しっかり自分たちにフォーカスしてやれた結果なのかなと思います。

記者会見で話す西村文男©Basketball News 2for1

-今季のチームが成長した理由

 各々が自分の役割と、より例年と比べコミュニケーション取っている結果なのかなと思っています。

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