Bリーグ1部・川崎ブレイブサンダース(中地区3位)は14日、アウェイのホワイトリング(長野市)で信州ブレイブウォリアーズ(同7位)と対戦。前日の第1戦を90-82と競り勝った川崎は、続く第2戦も80-76と接戦を制し、3連勝で29勝24敗とした。
信州戦の結果を受けて、川崎は中地区5位から3位に浮上し、チャンピオンシップ(CS)進出圏内のシーホース三河(同2位)とのゲーム差を2に詰めた。また、各地区上位2チームを除いた中での上位2チームがCSに進出できるワイルドカード(WC)争いでも、WC下位の島根スサノオマジックとのゲーム差を2に縮め、CS出場に望みを繋いだ。
川崎は藤井祐眞が3ポイントシュート3本を含むチーム最多の20得点、ロスコ・アレンが14得点、トーマス・ウィンブッシュが13得点、ニック・ファジーカスが11得点13リバウンド8アシストとチームの勝利に貢献。
試合後、佐藤賢次ヘッドコーチ(HC)、篠山竜青が記者の質問に答えた。
佐藤賢次HCの信州戦 第2戦後のコメント
ー信州戦 第2戦の総括
どちらも負けられない状況の中でのタフな試合だったと思う。うちにとっても難しい試合だったし、苦しい試合でもあった。こういう接戦の中で、「ここ」っていう時にしっかりディフェンスができたこと、リバウンドを取り切れたことが勝利に繋がったと思う。あとは、3ポイントシュートを昨日(第1戦)やられた中で、今日はしっかり3ポイントを止めようして5本に抑えられた部分。ペイントでは50点取られているが、我慢するシュートと簡単にやられすぎているシュートと両方ある中で、チームとして次に向けてその辺を整理していきたい。76失点はまあ良い数字だと思うので、引き続き修正しながら、とにかく結果が大事。結果を出せるようにまた水曜日に向けて準備したい。
ー信州戦を2連勝で終えたことについて
この状況であり、終盤なので内容ももちろん大事だし、チームとして何を目指しているかも大事だが、とにかく結果を一つひとつ出すことが大事なので連勝できたことは大きい。これを自信にして、反省点を見つけて次に向けてやっていきたい。
ー勝利を重ねるためにディフェンス面での改善点はあるか
今回の試合ではなくて、この前の試合(千葉ジェッツ、広島ドラゴンフライズ戦)の時に17本ぐらい3ポイントをやられて、それだけで51点ぐらい取られていた。その反省からこの2節(サンロッカーズ渋谷、信州戦)は3ポイントを抑えることがチームとしての方向性だった。その中でペイントの中のシュートを簡単にやられすぎているシーンがいくつかあったこと。出だしは緩いディフェンスでやられた部分があったので、しっかり修正しないといけない。こっちで考えて仕向けてやられたものと、それをやり切れなくてやられたものと両方ある。そこをちゃんと切り分けて整理して次に繋げていきたい。
ー終盤で活躍を見せた篠山と藤井の評価
今日の試合は昨日の試合と違って、クラッチタイムで相手のファールが1しかなかったので、必ずプレスで当たってくると思っていた。そこをかいくぐるために2ガードを引っ張ってそのまま使ったというところで、あのようなオープンのシュートを決め切ってくれたので非常に大きかった。最後の最後はディフェンスで(野崎)零也を出したが、そういう意図の中で結果を出してくれて本当に嬉しかった。
篠山竜青の信州戦 第2戦後のコメント
ー信州戦 第2戦の総括
昨日やられてしまった反省点として、3ポイントシュートをあれだけ被弾して失点してしまったというところで、今日はその部分をどのように止めるかをテーマとして試合に入った。結果的には5本、しっかり抑えられた部分もあった。今日の試合に関しては3ポイントをどうにか対応しようとやった分、中がすっぽり開いてしまう場面も見られたが、そこはより高めていける伸び代の部分として詰めていかなればいけない。
ここからの7試合、システムを大きく変えるというよりは、このシステムの中で、どうディテールの部分に向けるかという段階に入っていると思う。今日のニック(ファジーカス)のところを他の選手がカバーしてくれたり、リバウンドのところで飛び込んでくれたりと、ちょっとずつお互いをカバーし合うところが見られてきたので、そういう部分を伸ばしていけたらと思う。