Bリーグ1部・川崎ブレイブサンダース(中地区4位)は3月31日、アウェイの船橋市総合体育館で千葉ジェッツ(東地区3位)と対戦。第1クォーター、スターティング5に抜擢された篠山竜青のドライブなどで勢いに乗り、一時16点差をつけたものの、第2Qに入ると一転して千葉Jの流れに。22-0のランを許し、逆転をされるとその後もリードを奪い返すことができず、71-95で敗戦となった。
川崎はジョーダン・ヒースが19得点、藤井祐眞が16得点、ニック・ファジーカスが12得点と3選手が2桁得点を記録。試合後、佐藤賢次HCと篠山竜青が記者の質問に答えた。
佐藤賢次HCの千葉J戦後のコメント
-千葉J戦の総括
試合の入りは良かったが、メンバーの入れ替えを行なっていく中で、その勢いを失ってしまったことがもったいなかったと感じている。相手が変則的なディフェンスをしつつも、フィジカル的な強度が上がった時に、オフェンスが手詰まりになって、第1Qの終わりから第2Qにかけて22-0のランをされてしまったことが、今日のポイントだったと感じている。
まだ試合は続くので、課題にも向き合って、1個ずつやっていきたいと思う。1つ1つ勝つしかないので、結果にこだわって、次の週も頑張りたいと思う。
-相手のディフェンスについて
富樫選手にマークをついてほしかったので、そこで起点を作れるプレーをコールしつつも、相手の強度が上がったタイミングで、スクリーンがなかなか効かなかったりしたところが、一番の原因だったと感じている。
-次節の広島戦に向けて
今日も昨日の反省を生かして、出だしはいい部分がたくさん出たので、いい部分と悪い部分を整理して、広島の特徴もしっかりと捉えて、チーム全体でいい準備をできればと思っている。
篠山竜青の千葉J戦後のコメント
-千葉J戦の総括
バスケットは流れのスポーツなので、うちに流れが来る時もあれば、千葉Jに流れが来る時もあるが、その中でどっちが耐え凌げるかというところだった。1Qで最初のパンチを打てたものの、千葉Jがなんとか耐えて打ち返してきた時に、自分たちは耐えきれなかった。
非常に大事な節だったことはみんなわかっていたし、その中で負けてしまったというのは残念だし、痛い連敗になってしまったと思う。
-先発として意識をしていたこと
ペイントの中にボールを入れることで、色々な展開が生まれてくるはずというのは自分の中でもあったので、その部分については意識をしながらプレーをしていた。
-2Q、3Qで得点が伸びなかったことについて
昨日(第1戦)、インサイドにボールを入れることで、結果は出なかったものの流れを掴める時間はあった中で、相手にアジャストをされてしまい、ショーアップの強度や収縮の速さなどで、チャンスの芽を潰されたところがあったり、自分自身もミスに繋がったプレーがあった。
-次節の広島戦に向けて
水曜ゲームがなく中5日の準備期間がある中で、もう1度コンディション含めて、どうやって勝っていくかというところを見つめ直して、修正をしていかないといけない。(CS進出に向けて)チャンスはまだ残されているので、死に物狂いで勝ちに行くというところをチームで共有をしないといけないと考えている。しっかりこの5日間を使って最善の準備をしないといけない。