川崎ブレイブサンダースがホームで連敗ストップ!ファジーカス不在のチームも佐藤HC自信「いい方向に進んでいる」
雄たけびを上げる川崎ブレイブサンダースの野﨑零也©Basketball News 2for1
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 Bリーグ1部・川崎ブレイブサンダースは1月26日、ホームのとどろきアリーナで秋田ノーザンハピネッツと対戦し、87-69で勝利。連敗を5で止め、2024年初勝利をつかんだ。

 第1クォーター、序盤から藤井祐眞の3Pショットを2本沈めリズムをつかむと、そのまま川崎のペースで試合が進み、55-40で前半折り返す。秋田も田口成浩の3Pなどで追撃を試みるも、川崎が攻守で躍動。秋田にリードを一度も許さずに勝ち切った。

 川崎はトーマス・ウィンブッシュが17得点、ロスコ・アレンが14得点7リバウンド、藤井が13得点、篠山竜青が10得点8アシストを記録。秋田は田口が16得点、デビュー戦となった元田大陽が10得点を記録した。

 試合後、佐藤賢次HCが記者会見で質問に答えた。

佐藤賢二HCの秋田戦後のコメント

-秋田ノーザンハピネッツ戦の総括

 久しぶりの勝利なんでホッとしていますけども、結果は結果として、やるべきことをやれている時間とやれてない時間がやっぱり試合中あって、今日はやれてる時間がすごく長かったというか、しっかりチームで決めたことをやる5人がやれている時間が長かったのでこういう結果になったのかなと思っています。まだまだやれてない時間帯もあるので、とにかく明日(ゲーム1)同じような制度で、しっかりチームでバスケットができるように準備して1つひとつ積み重ねていきたいと思います。

記者の質問に答える佐藤賢次HC©Basketball News 2for1

-今後の修正点とニック・ファジーカスが不在の期間をどう戦うか

 今日のゲームの反省点でいうと、前半ターンオーバー3でしっかりコントロールできていたところが後半は8なので、相手のプレッシャーが強度が上がった時にゲームをコントロール出来ない瞬間ができてしまうので、そういう時間帯作らないこと。あとは、前半の終わり方だったり、ゲームクロックのマネジメントがちょっとまずいシーンがいくつかあったので、そういうちょっとした隙を見せるとやっぱり相手に流れがいきますし、そういうところは甘いなと思っているので、明日だけじゃないですけど毎試合毎試合突き詰めてしっかりやって行けるようなチームになっていきたいと思います。

 ニックがいない期間ですけど、年明け一発目で怪我して6試合。だんだんだんだん、水曜ゲームがないときにしっかり練習して起点にするところが変わったりとか、武器にするところが今までニックに任せてきたところが任せられないので、チームで共有してこのメンバーで何が武器で、何が弱みで、それをどう補って、ということがちょっとずつ整理できてきているので、オフェンスもディフェンスも。良い方向には進んでると思いますし、これが必ずニックが戻ってきてからの戦いにも生きてくると思っているので、少しずついろんなことが整理できてるなという実感があります。

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