名古屋ダイヤモンドドルフィンズ佐藤卓磨、西地区4位の現状も冷静「これからワクワクする」
笑顔を見せる名古屋ダイヤモンドドルフィンズの佐藤卓磨©Basketball News 2for1
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 Bリーグ1部・名古屋ダイヤモンドドルフィンズは1月20、21日の両日、岡崎中央総合公園総合体育館にてシーホース三河と対戦。20日の第1戦は85-91で敗れ、翌21日の第2戦では94-82で勝利し、第1戦の雪辱を果たした。

  第2戦、序盤こそ三河の攻撃とディフェンスに苦しみ0-10と苦しいスタートとなったが、その後は48-23とランを展開。前半を48-33と15点リードで折り返すと、その後も好調を維持し、一度も逆転を許さずに勝ち切った。

 名古屋Dはチームで31本中15本の3P(成功率48.1%)を沈めるなどオフェンスが爆発。ロバート・フランクスが25得点11リバウンド、佐藤卓磨がキャリアハイタイとなる19得点、中東泰斗が17得点、須田侑太郎が14得点を記録した。三河はジェイク・レイマンがキャリアハイとなる35得点を挙げた。

 試合後、ショーン・デニスHCと佐藤が記者会見で質問に答えた。

ショーン・デニスHCの三河戦第2戦後のコメント

-シーホース三河戦の総括

 昨日(第1戦)よりだいぶ良い試合になったと思います。今朝のチームミーティングでは、ディフェンスで相手を邪魔することっていうのを話したし、昨日はちょっと消極的にプレーしてたから、そこをちょっとアグレッシブに行かなきゃいけないっていう話をしました。それは今日だいぶ良くできたと思いますし、それができたのはシューターが入ってきて、そこから点数が伸びたと思います。

 昨日もう一つはリバウンドの面で最近ちょっとリバウンドの誇り持ってるところなんですけど、昨日はオフェンスリバウンドの相手に当たりすぎて、今日は9本しか相手に与えていないのはだいぶ良かったと思います。

記者会見で話すショーン・デニスHC©Basketball News 2for1

-第1戦と戦術的に意識した部分と変えた部分

 変えたところはガードナーのところのダブルチームをちょっと遅めにしただけです。昨日と比べて昨日(ゲーム1)はアシストが9があって、今日はそこを3つに抑えられたということが遅くいった要因だと思います。あとはもう自分たちのシステムを守るっていうことだけです。

佐藤卓磨の三河戦第2戦後のコメント

-シーホース三河戦の総括

 いい判断ができた試合だなと思ってて、目の前で起きてることをしっかりと判断した上で、シュートだったりパスだったりドライブたりとか、ディフェンスも僕だけじゃなくてチームで連動してできたので、そこが一番良かったなと思います。

記者の質問に答える佐藤©Basketball News 2for1

-第1戦からの変更点

 ガードナー選手のところで結構昨日(第1戦)は崩されてしまって、そこを今日、うまくコミュニケーションを取ろうって話をしてたんですけど、コートの中ですごくみんなで話していましたし、その中でいろいろアジャストできたので、それがいいリズムのオフェンスに繋がっていったんじゃないかなと思います。

-現在のチーム順位について

 怪我人が続いたりとか、コントロールできないことがいろいろ起きてしまったっていうのはもちろんですけど、それを言い訳にしないでずっと戦い続けているのが今のチームだと思う。あと30試合やって、チャンピオンシップを最後取るチームはリーグで1位のチームじゃないし、全くわからない。むしろ、これからワクワクするという感じなので。

 良い位置にはまだいると思うんで、しっかりプライドを持って毎試合、毎試合戦い続ける姿勢を見せていきたいなと思います。

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