B1ライセンス保有のB2上位2チームが昇格
Bリーグの大河チェアマンは27日、都内で記者会見を開き、B1とB2のポストシーズンを含む全試合を中止することを発表した。
また、今シーズンに関してはB1の降格チームはなしとし、B1ライセンスを保有するB2の成績上位2チームがB1昇格となる。B1ライセンス可否は来月後半に判定結果が出る。この結果、2020-21シーズンはB1が20チーム、B2が16チームの変則フォーマットとなる。
また大河チェアマンは、 来シーズンに限り、20チームとなるB1の3地区制の廃止も示唆した。
大河チェアマンコメント
この度、今シーズンの全試合中止の決定をしました。
このようなときだからこそバスケットボールで日本を元気にしたいという思いで、なんとか少しでも試合の開催を残す可能性がないか、どのような選択肢が考えられるのか、私どもとして出来る限りの検討を 重ね、議論を尽くしましたが、今の情勢を考えるとこの形が最善と考え、決断するに至りました。
日本のプロバスケットボール界を発展させていくべき立場としても、またバスケットボールを愛する 一人の人間としても、非常につらい決断になりました。歯を食いしばって一緒にこの苦難に立ち向かって いる選手、スタッフ、クラブや関係者の皆さま、そして試合を楽しみにしてくださっているファンの皆さまの気持ちを想うと、胸が引き裂かれる思いです。
しかし、皆さまの健康以上に大切なものはありません。いま世界的に大変な状況が続いていますが、 まずは皆さまが健康でいらっしゃることを心からお祈りしております。
そして、試合をすることはできませんが、B.LEAGUE がなくなるわけではありません。厳しい決断が続き、 試合のない状況でも有難いことにたくさんの応援の声や激励のお言葉をいただいています。いま 私たちができること、皆さまにお届けできることを考え、実行していきたいと思います。
この苦難を皆で団結して乗り越え、また B.LEAGUEのワクワクする試合をファンの皆様にお見せできるように、そして試合会場で、映像を通じて、また皆さまと再びお会いできるように、全力で準備をしてまいります。