チームをリーグ最高勝率に導き初栄冠
Bリーグは5月8日から10日にかけて、2019-20シーズンの年間表彰式を開催。アルバルク東京の田中大貴がレギュラーシーズン最優秀選手に選出された。田中は今季、全39試合に先発出場し、平均11.1得点、4.8アシスト、1.6スティールを記録。フィールドゴール成功率(47.0%)とフリースロー成功率(88.7%)でキャリアハイの成績を残し、A東京をリーグ最高勝率(.780)、東地区優勝に導いた。
初栄冠となった田中は「これで夢が全部叶ったわけではない。まだまだ高い志を持って取り組んでいきたい」とさらなる飛躍を誓った。新型コロナウイルスの影響で、外出自粛の生活が続く中で「バスケットができることが当たり前じゃないなと強く感じる」と現在の心情を吐露。「今はステイホームですけど、コロナウイルスが終息したら、また、みなさんの前でバスケットができる日を楽しみにしながら、さらに努力を重ねていきたいと思いますので、これからもリーグへの応援よろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。
川崎・藤井祐眞が史上初の「3冠」
ベスト5には富樫勇樹(千葉ジェッツ)、藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース)、ライアン・ロシター(宇都宮ブレックス)、金丸晃輔(シーホース三河)、田中の5人が選出。ベスト6thマン賞とベストディフェンダー賞には川崎の藤井が選出され、ベスト5と合わせて史上初の「3冠」を達成した。
新人賞は富山・前田悟
新人賞には富山グラウジーズの前田悟が選出。前田は今季、41試合に出場し(内34試合で先発)、平均11.5得点、2.8リバウンド、1.3アシスト、フィールドゴール成功率44.8%、3ポイント成功率39.9%、フリースロー成功率70.7%を記録した。新人賞ベスト5には、コー・フリッピン(千葉)、熊谷航(三河)、河村勇輝(三遠ネオフェニックス)、シェーファーアヴィ幸樹(滋賀レイクスターズ)、前田の5人が選出。河村は史上最年少でのタイトル獲得となった。
その他の受賞者は以下の通り
・最優秀インプレッシブ賞
田渡凌(横浜ビー・コルセアーズ)
・功労賞
折茂武彦(レバンガ北海道)
・最優秀審判賞
加藤誉樹
・BREAK THE BORDER賞
馬場雄大
・ベストタフショット賞
石井講祐(サンロッカーズ渋谷)
・マスコットオブザイヤー
ジャンボくん(千葉)
・入場者数№1クラブ
千葉ジェッツ
・ホスピタリティ№1クラブ
川崎ブレイブサンダース
・ソーシャルメディア最優秀クラブ
川崎ブレイブサンダース