信州ブレイブウォリアーズ、広島ドラゴンフライズがB1昇格
オンライン会見に登場した大河チェアマン
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ともに初昇格

Bリーグの大河正明チェアマンは24日、オンラインで会見をし、2020-21シーズンのB1クラブライセンスの判定結果を発表。B2の信州ブレイブウォリアーズ、広島ドラゴンフライズはともにB1ライセンスが認可され、2020-21シーズンのB1昇格が決定した。B2所属のチームではほかに、仙台89ers、茨城ロボッツ、群馬クレインサンダーズ、熊本ヴォルターズにB1ライセンスが交付された。

信州は昨季のリベンジ

信州は今季、リーグ首位タイの40勝7敗を記録。2年連続の中地区優勝を果たした。昨季は、地区優勝を果たしながらもB1ライセンス不交付で昇格できなかっただけに、リベンジを果たした形となった。 広島は40勝7敗を記録。圧倒的な強さで西地区制覇を果たし、悲願のB1初参戦を決めた。

25チームが赤字か

また、大河チェアマンは6月決算では36チーム中25チームが赤字決算となる見通しと説明。新型コロナウイルスの影響で来季は試合数の減少や無観客試合などあらゆる場合を想定し、資金繰りなどで苦戦したチームはリーグがバックアップすると力強く語った。

2地区制で東地区が激戦に

会見では2地区制となる来季の編成についても発表。

東地区:レバンガ北海道、秋田ノーザンハピネッツ、宇都宮ブレックス、千葉ジェッツ、アルバルク東京、サンロッカーズ渋谷、川崎ブレイブサンダース、横浜ビー・コルセアーズ、新潟アルビレックスBB、富山グラウジーズ

西地区:信州ブレイブウォリアーズ、三遠ネオフェニックス、シーホース三河、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、滋賀レイクスターズ、京都ハンナリーズ、大阪エヴェッサ、島根スサノオマジック、広島ドラゴンフライズ、琉球ゴールデンキングス

東地区にはA東京をはじめ、川崎や宇都宮など今季の勝率トップ5のチームが所属することになり、来季は激戦区となりそうだ。

B2の地区編成は以下の通り

東地区:青森ワッツ、仙台89ers、山形ワイヴァンズ、福島ファイヤーボンズ、群馬クレインサンダーズ、越谷アルファーズ、アースフレンド東京Z

西地区:Fイーグルス名古屋、西宮ストークス、バンビシャス奈良、香川ファイブアローズ、愛媛オレンジバイキングス、ラジングゼファー福岡、佐賀バルーナーズ、熊本ヴォルターズ

来季は降格チームなし

また、来季終了後にはB1からB2への降格チームはなく、B2からB1へ2チームが昇格することが決定。2021-22シーズンはB1が22チーム編成となり、大河チェアマンは「2年をかけてB1は18チームに戻す」と話した。

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