
Bリーグ1部(B1)は26日から28日にかけて各地でレギュラーシーズンの第17節が行われ、西地区の大阪エヴェッサはアウェイの青山学院記念館で東地区のサンロッカーズ渋谷と対戦した。
第1戦、前半はディフェンスで互いに我慢の時間が続き、31-32と拮抗する展開に。しかし、第3クォーターで渋谷のガード陣に3ポイントシュートを連続で決められると、奪われた流れを取り返せず、65-73で敗戦。通算4連敗となった。
続く第2戦、第1Qこそ13-14と渋谷にリードを許したものの、ライアン・ルーサーが前半だけで12得点とオフェンスをけん引し、37-33と4点リードで後半を迎える。第3Q、牧隼利が3Pシュートを決めると、木下誠やレイ・パークスジュニアらもこれに続き、リードを広げる。第4QはSR渋谷を7得点に抑えるなどディフェンスも冴えわたり、78-51で勝利。連敗を脱出し、2025年を勝利で締めくくった。
大阪は第2戦では、ルーサーが14得点8リバウンド、パークスジュニアが14得点、牧が12得点、ヴォーディミル・ゲルンが10得点15リバウンドのダブルダブルを記録。試合後の記者会見では藤田弘輝HCと牧が記者の質問に答えた。
藤田弘輝HCのSR渋谷戦後のコメント
ーーSR渋谷戦・第2戦の総括
連敗が続いている苦しい状況で、自分たちのバスケットをやり通せたというのが一番良かった部分だと思います。ディフェンスもオフェンスも大阪らしいバスケットができたかなと思います。勝っている時に応援するのは簡単だと思いますが、負けている時や上手くいかない時にこそ応援してくださるファンの皆さんの前で勝つことができたのはすごく嬉しいですし、負けている時にこそしっかりレスポンスしてハードに戦った選手たちも誇りに思います。良い時に良いことをするのは簡単ですが、良くない時にオーナーシップを持って戦い切れたことは、今日(第2戦)すごく良かったと思います。

ーー青木保憲や坂本聖芽の堅いディフェンスが見られたが、どう評価しているか
本当によく頑張ったなと思います。昨日(第1戦)から2人がプレッシャーをかけてくれたおかげで、相手のオフェンスのリズムを崩せたと思います。マット・ボンズがいない中、ライアン・ルーサーや竹内譲次といった、アウトサイドで足を動かすのが得意とは言えない選手もよく頑張ってくれました。だからこそ、ガードもプレッシャーをかけ続けられたのかなと思います。
ーー前半戦の総括と、後半戦に向けての意気込みは
いろんなことがあった中で、「(前半戦は)最悪かつ最高の30試合だったな」と思えるようにしたいです。思った通りにはいかない30試合になりましたが、それに引きずられてハードワークせず次の30試合を迎えたら、最悪なスタートになると思います。この30試合で得た経験をしっかり受け止めて、毎日目的を持ってハードワークすることができれば、この時期があって良かったと思える、最高の前半戦になるのではないかなと思います。
牧隼利のSR渋谷戦後のコメント
ーーSR渋谷戦・第2戦の総括
ここ数試合厳しい状況が続いていますが、戦術的な話ではなく、自分たちのスタイルをどれだけ貫けるかということを試合前にコーチから言われました。それを40分間通して、全員で体現できた試合だったかなと思います。特に、ディフェンスの部分で50点台に抑えられたことは良かったかなと思います。

ーー第1戦に比べオフェンスでボールがよく回っていたが、どう感じていたか
今、チームの得点源であるマット・ボンズがいない中ではありますが、彼がいても僕たちはチームでボールを動かすオフェンスを去年からやってきています。昨日は複雑になりすぎた部分がありましたが、今日は一度アタックして空いている味方を見つけるという、そのシンプルな部分のクオリティーが高かったと思います。
ーー2025年を勝利で終えたが、2026年の意気込みは
この仕事をしていると、あまり年を越した感じはしませんが。苦しい状況が続いている中ですが、やっぱり自分たちはファイトし続ける姿勢を貫いていますし、アウェイでも大阪から応援に来てくださるファンの皆さんもいるので。マット・ボンズが戻ってきて皆が揃った時、この苦しい時間が良い時間だったと思えるように、気合を入れてバイウィーク前の2試合に臨んでいきたいと思っています。
(髙山慎之介)






