リーグ首位・長崎との接戦から課題露わに 群馬クレインサンダーズ・ミリングHC「クロージングのところで…」
群馬クレインサンダーズのカイル・ミリングHC©Basketball News 2for1
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 Bリーグ1部(B1)は2月14日と15日の両日に各地でレギュラーシーズンの第23節が行われ、東地区の群馬クレインサンダーズはホームのオープンハウスアリーナ太田で西地区の長崎ヴェルカと対戦した。

 第1戦では第1クォーターから接戦となったものの、第4Qに引き離され、80−97で黒星を喫した。

 翌第2戦では序盤は長崎にリードを許すも、細川一輝の3ポイントシュートから9−0のランで長崎からリードを奪い返す。17−16で迎えた第2Qでは、辻直人が3Pシュート時にファウルをもらい、フリースローを獲得。3本決めきり勢いに乗ると、第2Qだけでチーム全体で15本のフリースローを沈め、44−31で後半へ突入する。しかし第3Q、長崎のスタンリー・ジョンソンに得点を重ねられ、差を詰められる。57−51と6点リードで迎えた第4Qは一進一退の展開となったものの、要所でのターンオーバーなどもあり、最終的に72−77で惜敗となった。

 群馬は第2戦では辻が3Pシュート3本を含む17得点をあげチームをけん引。ヨハネス・ティーマンが12得点6リバウンド、テレンス・ウッドベリーが10得点5リバウンドを記録した。

 第23節を終えて通算24勝15敗となった群馬は東地区5位としており、チャンピオンシップ進出のためのワイルドカード争いでは26勝13敗のシーホース三河琉球ゴールデンキングスを追っている。

 試合後の記者会見ではカイル・ミリングHCコー・フリッピン、ウッドベリーが記者の質問に答えた。

カイル・ミリングHCの長崎戦後のコメント

ーー長崎戦・第2戦の総括

良いバトルだったと思います。特に前半はうまくできましたが、後半のところでまたターンオーバーが増えてしまいました。また、ゲームのクロージングのところで最後長崎さんのほうがフィジカルだったり、彼らの方がゲームをうまく締めたかなと思います。

ーーリーグ首位の長崎と戦っての手応えはどうだったか

長崎さんはこのリーグで一番フィジカルなチームだと思うので、かつサイズもあって全員が同じくらいのサイズでディフェンスをしてくるので非常に難しかったです。とくにうちはそういうチームに対して良いハンドラーがいなければならなかったのですが、そういったハンドラーもいなかった状況なので非常に難しかった。長崎さんがこのリーグで一番の実力というところを見せてきたなと思います。

記者の質問に答えるミリングHC©Basketball News 2for1

ーー選手それぞれがコート上で考え動いていたと思うが、そこはどう評価しているか

昨日(第1戦)よりも非常に良かったと思います。特にディフェンス面で非常に選手それぞれが修正してくれて良いディフェンスができたと思います。長崎さん相手に80点以下、77点に抑えられたというところは非常に良かったと思います。しかしゲームクロージングというところでうまくいかなかったかなと。選手たちのリアクションは非常に良かったと思います。

ーーウッドベリーが退団と発表があったが、彼の貢献についてどう思うか

ウッドベリー選手には大きな感謝をしています。彼にオファーをして、24時間後にはこの日本に来てくれました。彼の状況もタフな中で来てくれて本当にありがたかったです。契約した当初は1カ月の予定でしたが、結果として3カ月、4カ月とチームにいてくれて、かつ彼の経験や素晴らしい人間性でオフコートでもオンコートでも素晴らしいチームメイトでした。彼にとっては初めてのB1でのプレーでしたが、しっかりと実力を見せてくれたと思います。

ーー以前お話を伺った際に「健康第一で」とおっしゃっていたが、バイウィーク中は選手たちにどう過ごしてもらいたいか

まず選手にはしっかりと休んでリフレッシュしてほしいと思います。バスケットボールのところでは本当にたくさんやることがあると思っています。ここ最近、本当にいろいろな選手が試合の前日に試合に出られないということが分かって、トレイ(ジョーンズ)や(中村)拓人のところが試合前日に出られないと決まったので、そういったところは非常にむずかしかったです。また全員が健康体に戻って本来僕たちがあるべきラインナップでしっかり練習をして、その中でもっともっと強化できるようにしていきたいです。

コー・フリッピンの長崎戦後のコメント

ーー長崎戦・第2戦の総括

非常にタフなゲームでタフな負けでした。ゲーム1からいろいろとアジャストしてトライしましたが、うまくいったところ、うまくいかなかったところがありました。ここから学んで強くなって帰ってきたいと思います。

ーー前半戦はけがで出られなかった時期もあったが、後半戦試合に出るようになりチームへのアジャストなど難しさを感じる部分はあるか

自分にとってすごく難しい時期でした。毎年55〜60試合くらい出られていましたが、初めてこうして大きなけがをして試合を欠場する期間が長かったです。やはりここから戻っていくというのは大きなチャレンジだなととらえています。まずはチームに貢献するというところもそうですが、自分のコンディションを徐々に戻していって自分がチームを勝利に導けるようなポジションになるのが今の自分の目標です。

記者の質問に答えるコー・フリッピン©Basketball News 2for1

ーーチームとしてこれまでの手応えをどう感じているか

これだけけが人がいる中でチームはよくやっていると思います。大きな目標に向かって誰一人セルフィッシュにならずにチームの目標に向かって一丸となって勝っていると思います。ここでもう一度健康体に戻ってまた強いチームになっていきたいです。

ーー接戦に勝つためにチームとして必要なことは

一番は選手が戻ってくることが重要かなと思います。ロスターが全員揃った状況になれば僕たちはもっともっとできることも多い。そういう状態になるのがまず一番かなと思います。残り21試合まだまだあるので、そういったところで強く戦っていければ、僕らはまだまだ勝っていけるチームになれると思います。

テレンス・ウッドベリーの長崎戦後のコメント

ーー長崎戦・第2戦の総括

本当にこの2日間タフなゲームでした。2日間とも良いスタートはきれたと思うんですが、最後そこのゲームを締めることができず。いくつかチャンスはありましたが、そういったところ、勝ちをつかむことができず少し残念な気持ちです。

ーー退団の発表があったが、退団が分かっている中でこの2日間どういった気持ちで挑んだのか

ゲーム前にそこについて少し考えることはありましたが、何にせよとにかく最低限一つ勝ちたいという気持ちでゲームに臨みました。自分のできることをすべてやってチームに貢献したいというふうに考えていましたが、残念ながら自分がシュートを決めきれなくて、チームに勝ちを持ってこれなかった。残念ですし、これで契約満了になって少し寂しい気持ちです。

記者の質問に答えるテレンス・ウッドベリー©Basketball News 2for1

ーー初めてのB1でのプレーだったが、プレーしてみてどう感じたか

B1でプレーすることは素晴らしい経験でした。これまでなかなかそういった機会に恵まれませんでしたが、今回フル契約ではないですがこうしてB1でプレーすることができて良かったです。やはりB1というのはB2と比べて環境面や競技レベルも大きな違いがあると改めて思いました。できれば渡邊雄太選手のようなビッグネームの選手と戦ってみたかったなという気持ちもありますが、藤井祐眞選手のように日本で結果を残している選手と一緒にプレーすることができて楽しかったです。自分個人としてもB1でプレーできるというところを少しは魅せることができたと思うので、できればまたこのB1の舞台に戻ってきたいなと思います。とても素晴らしい経験でした。

ーー多くのファンも会場に訪れていたが、どう感じていたか

本当にファンの皆さんにも感謝を伝えたいです。やっぱりなかなか戻って来られない中で、ファンの方たちが待ち望んでいてくれたというのはとても嬉しかったです。次の舞台でもファンの皆さんにしっかりプレーしている姿を見せられたらいいなと思っています。

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