
Bリーグ1部(B1)は2月14日と15日の両日に各地でレギュラーシーズンの第23節が行われ、西地区の長崎ヴェルカはアウェイのオープンハウスアリーナ太田で東地区の群馬クレインサンダーズと対戦した。
第1戦では序盤から終始リードを保ち、最終的に97−80で快勝した。
翌日の第2戦では、第1クォーターから拮抗した試合展開となる。第2Qに入るとファウルトラブルから群馬へ19本のフリースロー(うち15本成功)を与えてしまい、31−41と10点ビハインドで折り返す。それでも第3Qにはスタンリー・ジョンソンがフリースローで得点を重ね、追い上げることに成功。51−57と6点ビハインドで第4Qに入ると、残り7分47秒にジャレル・ブラントリーの得点で逆転。その後再び群馬にリードを許すも、残り2分4秒に馬場雄大がファウルで得たフリースローを2本とも決めきり68−67と前に出る。その直後、立て続けに馬場が得点し、70−67とリードを広げる。残り8秒でイ・ヒョンジュンがフリースロー2本沈め、最終的に77−72と接戦を制した。
長崎はジョンソンが3Pシュート3本フリースロー13本(成功率76.5パーセント)を含む34得点、ヒョンジュンが13得点、ブラントリーが10得点10リバウンド8アシストとトリプルダブルに近い活躍を見せた。
第23節を連勝で終えた長崎は通算33勝6敗とし、リーグ全体首位をキープ。地区優勝までマジック18とした。約3週間のバイウィーク後に開催される第24節は3月7日と8日にホームのハピネスアリーナで東地区のアルバルク東京と対戦する。
試合後の記者会見ではモーディ・マオールHCとジョンソンが記者の質問に答えた。

モーディ・マオールHCの群馬戦後のコメント
ーー群馬戦・第2戦の総括
本当に素晴らしい試合だったと思います。バスケットが好きなファンの方たちが楽しめる試合だったのではないかと思います。素晴らしい2チームでしたし、両チームともしっかり出しきってその中で勝ちきれた。両チームを誇りに思います。ただ、前半に関しては非常に悪かったです。
群馬さんに関しては前半のところ、入りや戦術に関して(第1戦から)明らかに変えてきて、自分たちはそこに対してのアジャストに少し時間がかかってしまい手こずってしまいました。自分たちのリズムが早かったり、アクションにうまく入れなかったりというのが一つ要因で、それはアキルがいない中ということでむずかしかったです。アキルは周りとコネクトしてくれる素晴らしい選手なので彼がいなかったのは痛かったですし、それと同時にディフェンスの部分でも自分たちは苦労しました。
あとは前半のファウルトラブルに関しても(うまくいかなかった)要因の一つかなと思います。ただし後半に関しては選手たちの対応、アジャスト力は非常に素晴らしかったと思いますし、努力の部分でしっかり勝ちきれたと思います。群馬さんが2Qで取った27点を後半しっかり抑えて自分たちが4Qで同じように得点することができました。自分たちはこういう試合を勝ちきることが必要でした。
素晴らしい相手と対戦し接戦に勝つということは、自分たちはまだ若いチーム、ニューチームなのでこういう経験が必要でした。もちろん自分たちは映像から学ぶことはたくさんありますが、それと同時に経験というのはプレーオフで必ず生きてくるので非常に良い経験ができたなと思います。

ーー長崎は前半に苦戦している試合が多い印象だが、入りがうまくいかないからなのか、それとも若いチームだからということなのか
両方だと思います。群馬さんのように素晴らしいチームばかりですし、相手もしっかり準備をしてきます。相手もベストなパンチ(作戦)でくるので自分たちもしっかり準備しなければいけません。そこは自分たちが成長しなければいけない部分ですし、そういうところにしっかり対策ができるようにならなければいけません。
また、自分たちにも要因があると思っています。正直にお伝えすると(うまくいかないことに)たくさんの要因が関わっていますが、だからこそバスケットというスポーツはおもしろい。遂行力、状況判断、メンタリティー、そしてフィジカル、疲労の部分だったり、もしかしたら戦術の部分だったり、ゲームの入りを良くするために今お伝えした全ての部分においてしっかり成長しなければ、試合の入りを良くすることはできないと思います。
ーー第2戦の試合に勝つことはどのような意味があったか
FIBAブレイクなどは関係なく、この勝利は非常に大きいと思っています。最初にもお伝えしましたが、群馬さんは大変素晴らしいチームで、このアウェイの地で勝てたということは、もちろん今シーズン数々の素晴らしいチームと対戦してきましたが、今日(第2戦)の試合は自分たちの流れがまったく来ませんでした。外国籍の選手が一人欠けていて、前半はファウルトラブルが起こってしまいました。それはスタッフの責任なのですが、その中でも後半どう勝つかという正しい道を見つけ出すことができました。
自信を持ってフィジカルに、どんどん良くなっていって、特に最後の3〜6ポゼッションはクリーンなバスケットボールをしていました。自分たちの流れが来ない中で最終的に勝てたということは経験として非常に大事と思っていて、アウェイの地で、後半負けている状況から、自分たちの流れがまったく来ない中でも勝てたという経験がすごく大事で、こういう勝利は今後自分たちが苦しい状況のときや大事な場面で、こういうことがあったよねと思い出すことができる大事な試合でした。
もしまた同じ状況が起こった時に、10点差で前半負けている時に、ハーフタイムの時に群馬戦を覚えているかという話ができて、ディフェンスをしっかりしようとか、オフェンスで自分たちがどう勝ってきたかという話ができる。そうやって自信というものがついてくるので、この試合に勝ったことには(チームにとって)非常に大きな影響、価値があります。
スタンリー・ジョンソンの群馬戦後のコメント
ーー群馬戦・第2戦後の総括
今日(第2戦)勝てたのは大きな勝利だと思っていて、群馬さんというのは素晴らしいチームですし、アウェイで素晴らしいチームに対して勝利できたということは非常に大きかったと思います。また彼らは2日目で(第1戦で)負けたあとだったので、いろいろと(戦略として)やってきましたし、三河戦でも自分たちは(第2戦と)同じような経験をしているのですが、群馬さんも素晴らしいコーチがいて選手がいるのでタイムアウト後のショットも素晴らしかったですし、その中でも自分たちはしっかり自分たちの仕事をやり続けて最終的にこのような結果になったのは大きかったと思います。

ーー日本のバスケットに大きなインパクトを与えているが、どのような考えを持ってプレーをしているか
最近、コーチの話をしっかり聞くことが一番大事だなと思っています。状況によっては、以前だとコーチの話を聞かず自分の競争心がどうしても出てしまって個人プレーが出てしまうところもありました。三遠や三河、宇都宮と戦った時に、自分がそういうふうになった時にどうしても自分たちの流れが悪くなったり、負けという結果になってしまったりしたので、こういう試合からしっかりと学んでいくことも大事だと思っています。
シーズンは長いので、こういう試合からしっかり学んでいくことも大事だと思っていて、今の段階で言うとバランスもそうですが、コーチの話をしっかり聞くことが大事だと思っています。Bリーグの試合はどんどん試合がくるスケジュールなので、毎試合毎試合こうして学んでいくことが大事だと思っていて、群馬さんに関してはディフェンスも素晴らしいチームですし、今日に関しては昨日(第1戦)と比べてアジャストして、彼らも(戦術を)変えてきた。その中で大事になってくるのはチームメイトを信頼することで、今日に関してはうまくいかない中でもしっかりコーチやチームメイトを信頼してプレーしたことが結果につながったのかなと思っています。






