Bリーグは25日、チャンピオンシップファイナル第1戦を横浜アリーナで行い、西地区2位の琉球ゴールデンキングスが同3位の広島ドラゴンフライズに74-62で勝利。2連覇へ王手をかけた。
試合後の囲み取材では、琉球のアレン・ダーラムと渡邉飛勇が記者の質問に対応。一問一答形式でそれぞれの選手のコメントを紹介していく。
アレン・ダーラムの広島戦後のコメント
-第1戦のディフェンスで鍵となった点
広島のガード陣にフィジカルにプレッシャーをかけたことですね。彼らに簡単にオフェンスの流れを作らせないようにしました。そこはチームとしていい働きができたと思います。
-広島に4Qに追い上げられた時に話していたこと
とにかく落ち着こうと話していました。まだリードはしていたし、試合の主導権は握っていました。ただ、いくつかディフェンスで止めることと、リバウンドをしっかり取ることが必要だよ、と。それがしっかりできて、試合を勝ち切ることができました。
-チームで3P15本を決めたことについて
そんなに決められたとは分かってなかったです(笑)。広島のディフェンスはオーバーヘルプだったシーンが多くあって、僕たちは正しいプレーを辛抱強くしていっただけです。そしてチームメイトがしっかりとシュートを決めてくれましたね。
-2連覇まであと1勝に迫ったことについて
とてもワクワクしていますが、広島はいいチームです。彼らがファイナルに進出したのには理由があるし、喜ぶのは第2戦で勝ってからにしたいと思います。
-2連勝でシリーズを終えることの重要性
非常に重要です。今日の試合はとても疲れたので(笑)。クォーターファイナルもセミファイナルも第3戦までプレーして、レギュラーシーズン60試合を終えた後でもさらに多くの試合をこなしてきました。明日(第2戦)で終えることは重要です。
渡邉飛勇の広島戦後のコメント
-第1戦の勝利のカギとなった部分
昨シーズンまでの(ファイナルでの)経験もあり、いいスタートを切れたことだと思います。12人全員がファイナルの舞台を経験したことがありますし、その部分で広島を相手に出だしでアドバンテージを取ることができたと思います。
-試合前にチームでどんなことを話していたか
第1戦が重要だということですね。特に1クォーターは広島にやりたいことをやらせなかったと思います。第4クォーターに少し追い上げられたりもしましたが、チームとしていいプレーができたと思います。とにかく第1戦に勝つことにかなり集中していました。
-2連覇のために必要になること
(第1戦の)第4クォーターは少し良くない部分があったので、そこは修正しないといけないです。岸本選手と今村選手がチームを救ってくれたので、そこは感謝しています。最初から最後まで集中してプレーすることが重要です。