22歳サイモン拓海3P4本の鮮烈プロデビュー!信州ブレイブウォリアーズが安曇野開催プレシーズンで勝利
鮮烈プロデビューを果たした信州ブレイブウォリアーズ・サイモン拓海©Basketball News 2for1
Bリーグを中心に、Wリーグや学生バスケ、NBAなどさまざまなニュースをピックアップし、お届けします。

 Bリーグ 1 部の信州ブレイブウォリアーズは10日、長野県安曇野市のANCアリーナでB3リーグの横浜エクセレンス(横浜EX)とプレシーズンゲームを行った。6年ぶりの安曇野開催となったこの試合は、新加入で22歳のルーキー・サイモン拓海が第2クォーターに4本の3Pシュートを沈めるなど躍動。信州が終始主導権を握り、87-75で勝利を収めた。

 横浜EXは西山達哉、増子匠、俊野達彦ら信州に所属経験のある選手も出場。西山は3Pシュートやドライブからのレイアップシュートなどアグレッシブなプレーを披露し、会場に詰め掛けた1890人のファンを沸かせた。

ファンに手を振る横浜エクセレンス・西山達哉(右)©Basketball News 2for1
マッチアップした西山(左)と熊谷航©Basketball News 2for1

新加入・生原秀将はスタメン出場 ハッスルプレーで貢献

 サイモンと同じく今シーズンからチームに加入した生原秀将はスタメンで出場。同じポイントガードの熊谷航とタイムシェアをしながら、アグレッシブなディフェンスを武器に攻守にわたり活躍を見せた。また、ルーズボールに果敢に飛び込むハッスルプレーなども披露し、チームを盛り上げた。

 試合後のインタビューでは、「お客さんを入れた初めてのゲームで悪いところも良いところもたくさんあり、勝久マイケル HC が求めていることが全部できたかというとできなかった事の方が多かったと思う」とコメント。「試合ごとに質を高めて、開幕戦に臨みたい」と今シーズンへの意気込みを示した。

ハッスルプレーで貢献した新加入の生原秀将©Basketball News 2for1

サイモン特別賞「経験を増やして日々成長して頑張りたい」

 グアム育ちのルーキー、サイモン拓海も第2Qに3Pシュートを4本沈めるなど、12得点の活躍を見せる鮮烈デビュー。試合後には特別賞を受賞し、日本語でのヒーローインタビューを終えると、チームメイトから祝福を受けた。

特別賞を受賞したサイモン(左)と片貝社長©Basketball News 2for1

 試合後の会見では「プロとしてのデビュー戦ということもあり、すごく緊張しました。落ち着く方法を意識しないといけない。こういう経験がまだないので、練習やプレーする中で経験を増やして日々成長で頑張りたい」とコメント。デビュー戦ということもあり、試合前は緊張の面持ちだったが、試合後には緊張が解けたのか笑顔が多く見られた。

熊谷航「レベルアップして CS 出場を必ず達成する」

 チーム2年目となる熊谷航はベンチからの出場となったが、持ち味の激しいディフェンスとゲームメイク力を発揮し、チームをけん引。「今日のプレシーズンゲームでは課題が多かった。自分達のやりたいバスケットは出せてはいたが40分間は出来ていなかった。40分間出来ていないと自分達の目標には届かないので、もう少し詰めていきたい」と課題を口にした。

  今シーズンの目標に関しては、「昨シーズン達成出来なかったCS出場は必ず達成したい。個人的には体やメンタル、考え方も1試合ごとにレベルアップしていきたい」とコメント。チームとしても個人としても更に上のステージを目指す。

「レベルアップしていきたい」と意気込む熊谷©Basketball News 2for1

 昨シーズンは、移籍してきた「信州三銃士(熊谷、前田、岡田)」の 1 人として出場時間や平均得点などのスタッツ面で飛躍を遂げた熊谷。5月8日の滋賀レイクスターズ(現・滋賀レイクス)戦ではキャリアハイの23得点をあげるなど、移籍1年目で大幅な成長を遂げた。2シーズン目である今シーズンは新たに生原秀将が加わり、強力なPGコンビを形成。司令塔の2人が信州でどのようなゲームを作っていくのか期待が高まる。

勝久マイケルHC、熊谷&生原のDFを称賛「リーグの中でもトップクラス」

 信州の指揮官として5シーズン目を迎えた勝久マイケルH Cは、「我々にとって1試合目だったが良い試合であり、良い経験になった。トレーニングキャンプで取り組んできたことをいい時間帯はたくさん見られた」と総括。

 「出だしからディフェンスも激しく当たっていたし、オフェンス面でもエナジーが見えて良いプレーが見られたが、少しずつエナジーが落ちていったので、40分間やるべき事を続けるという所が今後の課題です。全員がステップアップして貢献して欲しい」と試合を振り返った。

 熊谷航・生原秀将の2人のPGに対しては、「2 人のディフェンスのプレッシャーはリーグの中でもトップクラスだと思う。40 分間前から当たり続けることが出来れば、ディフェンスの良いスタートになると思うので、その部分では非常に良かった」と称賛した。

試合後、記者の質問に答える勝久マイケルHC©Basketball News 2for1

 昨シーズンは28勝26敗とB1でチーム史上最高勝率を記録。チャンピオンシップ(CS)出場まであと一歩に迫った。今シーズンは「三銃士」など昨シーズンの主力選手が残留したことに加え、サイモンや生原など期待の戦力が新加入。チーム初のCS進出にも期待がかかる。勝久HCが指摘した「40分間やるべきことを続ける」という課題に取り組み、日本一という大きな目標に向かって、「日々成長」を目指していく。

(橋詰拓磨)

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事