
Bリーグ1部(B1)は10月3日から5日にかけて各地でレギュラーシーズンの第1節が行われ、西地区の京都ハンナリーズはホームの京都市体育館で同地区の富山グラウジーズと対戦した。
開幕戦を白星で飾った京都は第2戦もチャールズ・ジャクソンがペイント内で得点を重ねると、ジョーダン・ヒースが3ポイントシュートを沈めるなどして主導権を握る。第1クォーター終了間際にはジャクソンが自身Bリーグで通算2本目となる3ポイントを沈めるなど会場を沸かせ、京都が勢いに乗るかと思われたが、昨季B1得点王のブロック・モータムを中心に富山が反撃。後半は富山に再三オフェンスリバウンドを奪われるなどしてリズムを崩し、最終クォーターに入っても流れを取り戻せず。終盤は勝負所でのターンオーバーも響き、91-96で敗戦。ホーム開幕戦を連勝で飾ることはできなかった。
第2戦後の記者会見では、伊佐勉HC、前田悟と澁田怜音が記者の質問に答えた。
伊佐勉HCの富山戦後のコメント
ーー富山戦の総括
(第2戦では)富山さんのすごく良いエナジーを受けることなくファイトできて、良いゲームだったと思います。ファンの皆さんにとっては見ごたえのあるゲームだったと思います。勝ち切れれば良かったですが、いろいろ修正してクオリティを上げないといけないプレーがあったので、そこを日々の練習で成長できたらと思います。良い週末でした。

前田悟の富山戦後のコメント
ーー富山戦の総括
ターンオーバーからの失点が多いところと、96失点が何よりの敗因と課題です。次のゲームに向けて改善しなきゃいけない点だと思います。
ーーオフェンスのバリエーションを増やしたいと話していたが、オフはどう過ごしたか
昨シーズンが終わってすぐに身体づくりのフィジカルトレーニングで始動して、ペイントエリアや3ポイントラインの中の得点を増やしたかったので、コーチと一緒にジャンプシュートだったり、土曜日のゲームみたいに、アタックしてレイアップしていったように少しずつですけど、成果は出てるのかなと思います。やっぱり一番は3ポイントで、これが無くなったら怖い選手ではなくなるので、3ポイントの精度を上げられるようにしていきたいです。

澁田怜音の富山戦後のコメント
ーー富山戦の総括
失点の部分が大きかったと思います。チームディフェンス全てが機能していなかったわけではなかったですけど、上手く機能しないシーンがあって、大事な4クォーターの部分で僕たちのボロが出たことが勝敗に響いたと思います。

ーープレシーズンではコーチから得点を求められていると話していたが、第2戦ではキャリアハイに迫る20得点。自身のパフォーマンスを振り返りとどれぐらいの平均得点を目指したいか
もちろん前が空いたら打つのは心がけていますが、もう少し精度を上げていかないといけないシュートもたくさんありますし、完璧な試合なんて現役のうちに一度もないと思いますけど、もっと高みを目指したいです。今はそっちに目を向けています。20点取っても次のゲームもまた20点取れるかはわからないですし、次の試合をどう準備していくかを意識しています。今日(得点を)取れたから調子に乗るということはないですし、そこに感情を左右されないようにしています。
目標はチームが勝つために自分がどうしなければいけないのかを考えた時に、点を取らなきゃいけないシチュエーションで点を取れること。それが10点なのか勝負所で決める1本でいいのかはその状況になってみないとわからないですが、大事な時に決められる選手になっていけたらと思います。でも、得点はたくさん狙っていきたいと思います。






