島根スサノオマジック、岡田侑大のシーズンハイ30得点の大活躍で広島に1勝1敗 ボジッチHCも称賛「我々のためにクリエイトしてくれた」
シーズンハイ30得点を挙げた島根スサノオマジックの岡田侑大©Basketball News 2for1
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 Bリーグ1部(B1)は13日と14日の両日、各地でレギュラーシーズン第14節が行われ、西地区の島根スサノオマジックはホームのカミアリーナで同地区の広島ドラゴンフライズと対戦した。

 第1戦、島根は第4クォーターでのオフェンスの停滞と、ディフェンスの強度を上げた広島のスイッチディフェンスに苦戦。得点が止まり、連続失点を許して最後は71-73で敗れた。

 第2戦は序盤から岡田侑大が3ポイントシュート5本連続成功を含む17得点を記録し、第1Q終了時点で24-20とリードをつくることに成功する。一進一退で迎えた後半、第3Qからディフェンスの強度を上げた島根はファストブレイクからの加点、中村太地の3Pを含む10-0のランをつくり、第3Q終了時点で8点のリードを獲得。第4Qも効果的に得点を重ね、終始ゲームをコントロールすると、最終的には96-88で勝利した。

 島根は第2戦では、岡田が30得点(3Pシュート10本中8本成功)4アシストとチームをけん引する大活躍を見せ、ニック・ケイが17得点11リバウンドのダブルダブルを記録。コティ・クラークが15得点と続いた。広島戦を終えた島根は19日、アウェーで東地区の川崎ブレイブサンダースと対戦する。

 第2戦後の記者会見ではペータル・ボジッチHC、岡田、介川アンソニー翔が記者の質問に答えた。

ペータル・ボジッチHCの広島戦後コメント

ーー広島戦・第2戦の総括

今日(第2戦)の勝利は、大変満足しています。(第1戦の)悔しい敗戦の後、特に勝利を逃してしまったという気持ちでしたので、チームとしてみんなが自分たちがどのような人格を持っているか、気持ちの強さ、団結力を見せることができたと思っています。

チームの指揮を執るペータル・ポジッチHC©Basketball News 2for1

ーー母国セルビアでのダービーと中国ダービーの両方を経験しての感想は

自分の母国のダービーに関してですが、言葉で表すのは難しいと思うので、ぜひともセルビアに行って、生で見てほしいと思います(笑)。島根と広島の中国ダービーに関しては、自分は申し訳ないのですが詳しくなかったのですが、我々はどのような試合でも同じように臨んでいますので、その中で勝利することができたので、うれしく思います。

ーー大活躍した岡田の評価について

彼のパフォーマンスは非常に素晴らしいものでした。特に前半の方では得点を重ねてくれましたし、後半の方では得点をしていなかったとしても、空いている仲間たちをうまく見つけてくれて、我々のためにクリエイトしてくれたので、彼のプレーに関しては満足しています。

岡田侑大の広島戦後コメント

ーー広島戦・第2戦の総括

昨日(第1戦)タフな負け方をした中で、しっかり自分たちのバスケットを、できる時間帯とできない時間帯はもちろんあったんですけど、その中でもしっかり我慢をしながら、40分間戦えたゲームなのかなと思います。

記者の質問に答える岡田©Basketball News 2for1

ーー島根に移籍して初めての中国ダービーを経験した感想は

あまり自分の中では変わらなかったのかなとは思いますね。いつも声援がすごいので、そこは変わらずに。もちろんチームとしては切磋琢磨やってきたチームだと思いますし、そういった歴史ももちろんあるとは思うのですが、自分としてはいつもあの満員の青に染まったアリーナでプレーさせてもらっているので、特にプレッシャーとかもなくゲームに入れたかなと思います。

ーー第1戦から相手のディフェンスを攻略するイメージをどのように考えていたか

昨日、試合を見ている感じではペイントアタックできそうだなっていうイメージで今日(第2戦)入りました。やっぱり優れたディフェンダーの選手もいましたし、そんなにペイントには簡単には侵入させてもらえなかった中で、3Pの調子が良かったので、無理に突っ込むより今日は打った方が効率いいのかなというのは、試合でアジャストして変えたところです。

介川アンソニー翔の広島戦後コメント

ーードゥエイン・エバンス、クリストファー・スミスと2日間連続でマッチアップしてみての印象は

クリストファー・スミス選手は3Pが本当にうまくて、今日も3Pを3本決めて、ドライブもうまい選手。今まで大学とかではこういった選手に付く機会がなかったので、スミス選手はすごいスキルを持っている、いろんなスキルを持っている選手だなと思いました。ドゥエイン・エバンス選手はたまにスイッチとかでちょっと守ったぐらいだったのですが、とにかく体が強いので、そこは負けないように自分から意識してぶつかっていきました。

コティ・クラーク(手前右)と話す介川アンソニー翔(手前左)©Basketball News 2for1

ーーボジッチHCからオフェンスとディフェンスの成長への評価があったが、自身の手応えについては

自分はオフェンスにそんなにフォーカスしてなくて、ディフェンス面をすごくフォーカスしていて、ディフェンスでやられたら、やっぱりプレータイム伸びないって自分の中で思っています。とにかくディフェンス面で自分はすごく集中してやっていて、バイウィーク期間の練習中もニック選手が代表でいなかった時があったので、その時もコティ選手とディフェンスでずっとマッチアップをしていて、その時に結構しごかれる感じだったので、そういうのでも鍛えられたのかなと思います。

(中国支局)

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