
Bリーグ2部(B2)は11月15日から16日にかけて各地でレギュラーシーズンの第8節が行われ、東地区首位の福島ファイヤーボンズはアウェーのホワイトリング(長野市)で、同地区の信州ブレイブウォリアーズと対戦した。
第1戦では第1クォーター(Q)に8-26とリードを奪われたものの、第2戦では修正。前半だけで9個のターンオーバーを誘発するなど、強度の高いディフェンスからリズムをつかみリードで前半を終えた。後半、信州のゾーンディフェンスに対して得点を決めきれず、重い時間が続いたものの、益子拓己のドライブからバスケットカウントを奪うプレーでゾーンを攻略。第4Qでは徐々に信州を突き放し、93-84で勝利した。
福島はジャック・ナンジが両チーム最多の25得点、パトリック・ガードナーが20得点、ケニー・マニゴールトが18得点を記録。クラブ連勝記録を「13」に伸ばし、通算成績を14勝1敗とした。試合後、ライアン・マルシャンヘッドコーチ(HC)が記者の質問に答えた。
ライアン・マルシャンHCの信州戦後のコメント
ーー信州戦・第2戦の総括
勝ちましたが、正直あまり望ましくない勝ち方だと思っています。それこそ相手もけが人が多い中で、普段チャンスがもらえない選手がすごく勢いに乗って戦ってきました。本当にタフにプレーしていた相手が素晴らしかったなと思います。

ーー流れを変えた益子のプレーについて
益子選手に関してはドライブが強みな選手だと思っています。今日はペースがすごく遅くて、他の選手のアグレッシブさが足りない中で、益子選手がオフェンスとディフェンスの両面で、自分たちのブーストとなる形で攻めてくれたことはすごく良かったと思います。
ーー連勝記録を伸ばしたことについて
まず2連勝できたことは本当にうれしいことです。ただ、相手も外国籍選手がいない中で本当にハードにプレーしていました。「自分たちにも、もし外国籍選手がいなかったら……」と考えた時に、あれぐらいハードにプレーしないといけない。相手が一丸となって戦っていてすごく良いチームだと思いました。
(芋川史貴)






