サンロッカーズ渋谷、東京ダービー1勝1敗も連敗脱出に手ごたえ ベンドラメ礼生「踏ん張ることができた」
サンロッカーズ渋谷のベンドラメ礼生(左)©Basketball News 2for1
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 Bリーグ1部(B1)は11月8日から10日にかけて各地でレギュラーシーズンの第9節が行われ、8日と9日の両日、東地区のサンロッカーズ渋谷は、ホームの青山学院記念館で、同地区のアルバルク東京と対戦した。

 第1戦、SR渋谷はドンテ・グランタム田中大貴がオフェンスの中心を担い、強度の高いディフェンスを披露するなど、83−66で快勝した。

 翌日の第2戦では第1クォーター残り4分から8−0のランを展開するなど、試合の主導権を握ることに成功。しかし、46−42で迎えた後半、A東京のセバスチャン・サイズの連続得点を許したことでA東京を勢いづかせてしまい、65−65の同点で最終クォーターへ。第4Qも両者譲らずに試合が進み、残り13秒でベンドラメ礼生が3ポイントシュートを決め、SR渋谷が83−81とリードをつかむ。しかし、残り0.3秒でA東京のマーカス・フォスターが同点弾を決め、83−83で延長戦へと突入。オーバータイムでもシーソーゲームが続く中、90−91と1点ビハインドの残り15秒、SR渋谷はラストショットをベンドラメに託したものの、これが惜しくも決まらず。死闘の末、最終的には90−91と惜敗となった。

 第2戦では、ホーキンソンが32得点、ベンドラメが3Pシュート4本を含む25得点を記録。試合後の記者会見では、カイル・ベイリーHCとベンドラメ、ジョシュ・ホーキンソンが記者の質問に答えた。

カイル・ベイリーHCのA東京戦後のコメント

ーーA東京戦・第2戦の総括

まず、第1Qから本当に強く戦ってくれました。第2Qではあるシチュエーションで自分たちが苦しんでしまった部分はありましたが、その中で常にチーム一丸となって戦っていくことというのはブレずにやっていくことと、第3Qに向けてそこはしっかり見直してやっていこうと声をかけていました。ゲームの終わりの部分ではアルバルクさんが、トップでの2メンゲームを仕掛けてきて、我々はそこを守るのに少し苦しんでしまった。

最終的に、内容を見ると本当にフィフティーフィフティーで、リバウンド1本でこういうゲームは大きく変わっていくような、そういう内容のゲームでした。アルバルクさんのようなとても素晴らしいチームに対しても、本当に最後までチーム一丸となってあきらめずファイトし続けたこと、最後どちらに転ぶか分からないところまで持ってきたことというのは、素直に選手たちが素晴らしかったと思いますし、よくやっていると思います。

記者の質問に答えるカイル・ベイリーHC©Basketball News 2for1

ーー5日の島根戦で勝利し、連敗脱出したことで、メンタル的にもチームの雰囲気にも少し変化があったように感じるが、どうか

チームとして心掛けていることとして、ミスが起こった時でもそれに左右されずに平常心でいられるようにしていこうとチームに伝えている。そのことができているんだろうなというのが、前節の島根戦からの大きな違いかなと思います。

次に、切り替えがしっかりできている一つの要因として見ていてわかるのが、ターンオーバーの少なさ。これも一つのミスに対して引きずらずに、しっかり立て直してやっていけるというのが今の我々がよくなってきている部分だと思います。

ーーPGのベンドラメとジャン・ローレンス・ハーパージュニアについて。ディフェンス面、オフェンス面ともに起点となっているが、HCから見てどうか

彼ら二人に関しては、素晴らしいパフォーマンスをしてくれていると思います。ボールハンドリングも彼らが起点になってやってくれていますし、ディフェンスの方も彼らから始まってることに関しても、トーンセットができていると思います。しかし、このチームは彼ら二人だけではなく、トム(ウェルシュ)であったり、ジョシュ(ホーキンソン)であったり、ベンチから出てくるトロイ(マーフィージュニア)や、大貴(田中)であったり、本当に全員が自分の役割をしっかりこなしながらチームに貢献してくれています。彼らが自分たちのやるべきことをしっかりやってくれているからこそ、このような試合ができているのだと思います。

PGの二人について言えば、誰よりもボールを触らないといけない、ハンドルプレッシャーもしなければいけないし、ターンオーバーも少なくしていかないといけない。彼らが一番ボールを扱わなくてはいけないポジションですので、そういった部分はすごくよくやってくれていると思います。

ベンドラメ礼生のA東京戦後のコメント

ーーA東京戦・第2戦の総括

入りから自分たちのリズムを作って、いい時間帯がすごく多い試合だったんですが、10点離せるところで、相手にトランジションでやられて、相手に勢いを渡してしまった時間帯が何回かあって、そこをしっかりと、離すところで離せなかったというのが一つ、反省点であります。今日(第2戦)の試合は、(オーバータイムまでいかず)第4Qで終わっている試合だなというのは僕の中ですごく感じていて、その部分では第4Qのターンオーバーの連続というのはとても責任を感じていますし、あれがなければおそらく第4Qで勝てた試合なので、そこでオーバータイムにいってしまった結果、いい時間はもちろんあったんですけど、勝ちきることができなくて、すごく悔しい試合になったなと思います。

記者の質問に答えるベンドラメ©Basketball News 2for1

ーー島根戦からメンタル面でも変化があったように感じが、考え方などどんな変化があったか

自分の積極性というのをもう一度再確認というか、自分の強みは何なのかなと考えた時に、オフェンスの部分で縦にアタックする姿勢だったり、積極的に、アグレッシブにシュートを打つというところが僕の良さだと思ったので、最近そこが欠けていたのかなというのは、試合を見返してそう感じる部分がありました。PGになって、そこの部分というのが、PGとしてチームを組み立てることを意識しすぎたのかなというのはあったので、そこの意識の変化というのはありました。

ーーバイウィークまで残り3試合、一つの区切りとなるがどう締めたいか

チームはいい状態で直近の3試合でできているので、このいい状態をしっかりとキープして、もちろん全勝してバイウィークを迎えたいです。7連敗していた中で、1勝、2勝できているのはチームとして本当、踏んばることができた、すごく大きな経験だと思うので、そこの強さというのをチーム全員がしっかりと実感できていると思う。それは引き続きチームの強みとしてしっかり持って、残りの3試合を強い気持ちで臨みたいなと思います。

ジョシュ・ホーキンソンのA東京戦後のコメント

ーーA東京戦・第2戦の総括

今日の試合は本当にフィジカルに戦うことができたのかなと思います。アルバルクさんは昨日(第1戦)の試合から、絶対に今日はフィジカリティー、インテンシティーをさらに継続してくると予想していました。僕たちもそこのエナジーやインテンシティーに負けず、そこのレベルに合わせていけたと思います。

「東京ダービー」と名のついたゲームの中で、高まる気持ちというのがすごくありました。また、いろいろな感情がうごめいた中で最後までファイトはできていたと思います。しかし、一つはストップができたかどうかでこういうゲームが変わってくると思いますし、本当は勝てたらよかったなというゲームでした。だからこそ、僕たちにとってタフな負けだったと思います。バイウィークに入る前に残り3試合ありますが、しっかりと戦いぬいて、いい形でバイウィークに入れたらと思います。

記者の質問に答えるジョシュ・ホーキンソン©Basketball News 2for1

ーー連敗中は自身が得点を取る場面が多かったように思うが、ここ数試合ではオフェンスのバランスはどう変わったか

いいオフェンスをするにあたって、自分をオープンにしないように守ってくるところが多いです。なので、僕がうまくガード陣にセットスクリーンをすればしっかりと引っかかって、4対3のシチュエーションが生まれたりします。そういった意味で、そこをしっかり突いていくことができているのは最近のいい傾向なのかなと思います。

また、逆にポップが空かないのでそういうシチュエーションが生まれる。逆にアルバルクさんは、最後の方は早めにスイッチしてきた。その中で、エルボーのあたりでの1対1だったり、インサイドでそのアドバンテージを取りながら1対1を自分より背の低い選手に対してアイソレーションの形で攻めていくというのもいい武器ですし、強みなのかなと思います。しかし、そこばかりを狙って、インサイド、ミスマッチとなってしまうと、どうしても動きがなくなってしまって僕たちの流れがよくなくなってしまう。これをいかにバランス良く組み合わせながら、そこだけを狙うのではなく、しっかりボールを動かしつつアドバンテージを取るところ、またそうではないところ、バランスよくできるかどうかが重要ですし、そこができている時は最近いいオフェンスができていると思います。

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