Bリーグ1部・川崎ブレイブサンダースは5日、同地区の信州ブレイブウォリアーズと対戦。前日の第1戦を勝利したことで中地区首位に再び浮上した川崎だったが、信州との今季3度目の対戦は74-75で敗戦。同一カード2連勝とはならなかった。
川崎は藤井祐眞が両チーム最多の21得点7アシスト、ニック・ファジーカスも21得点10リバウンドと奮闘するも、第1クォーター(Q)の15-31というビハインドが最後まで響く結果に。21勝15敗で、横浜ビー・コルセアーズと同じ成績となるも、中地区首位はキープした。試合後、川崎の佐藤賢次ヘッドコーチ(HC)は記者の質問に応じた。
佐藤賢次HCの信州戦後のコメント
―信州戦第2戦の総括
今日、非常に信州さんは素晴らしいプレーをしたと思う。出だしから強度も高かったし、激しいバスケットでそこを受ける形となってしまった。我々としては昨日の勝利からバックトゥバックでGAME2ということで、入りが少しソフトだった。そこで一気に点差を離されてかららよく追いついたと思うが、全然やることやっていなかった時間帯があったり、勝負所でターンオーバーが出たり、テクニカルファウルを取られたり、ずっと同じことを繰り返しているので、危機感を感じてこれからやっていかなければと感じている。
―流れを取り戻した第2Qに入る前の指示
まず相手の激しいプレーに対してフラストレーションを溜めて矛先が相手やレフェリーに行っているような雰囲気があったのでそこを締め直してという部分と、ディフェンスの戦術を少し変えて激しいプレーを我々が取り戻したことで少し点差を取り戻せたかなと思う。
―チャンピオンシップ出場にも関わってくる信州との第4戦目に向けた意気込みについて
連日接戦で昨日とは逆のような展開で、信州さんは良いチームだと思うし次の対戦も楽しみにしたいと思っているが、いま我々の課題としては相手どうこうではなくどこが相手でも「敵は自分たちにいる」というか、その状況から早く抜け出せるようにちゃんと課題と向き合って成長していきたいと思う。