Bリーグ1部・茨城ロボッツは20日、アウェイの武蔵野の森総合スポーツプラザで島根スサノオマジックと対戦。前半を25-39と14点差で折り返したものの、後半は島根に47失点を許し、56-86で敗れた。
茨城はジョニー・オブライアントが26得点9リバウンドを挙げたものの、二桁得点を記録したのはオブライアントのみ。4連敗を喫し、前半戦30試合を終えて通算成績はリーグ最下位の2勝28敗となった。試合後、リチャード・グレスマンヘッドコーチが記者の質問に答えた。
リチャード・グレスマンHCの島根戦後のコメント
-島根戦の総括
試合内容はよくなかった。今のチームの状況は今まで経験したことがないようなもので、多くの選手もそうだと思う。だからこそ、40分間戦い続けなければいけない。「かつてない状況の中で40分間戦い続ける選手」をコーチしなければならない。特に島根のようなタレントあふれるチーム相手には。試合の序盤はいい戦いができていたと思うが、一度リードを広げられ、20点差になり、その後は戦い続けることができなかった。
もちろん今後はもっと確率良く3Pショットを決めていかないといけない。2試合連続で4本しか決められていない。水曜日(レバンガ北海道戦)は22分の4だった。今日の試合は19分の4。このチームはフリースローやペイント内で十分にスコアできるような編成ではない。ほかのチームと競うには3Pを決めていかないといけない。コーチ陣も選手もいい仕事をしないといけない。試合で確率よく、多くの3Pを決めていくことが必要になる。
-後半戦への意気込み
ほかの選手やコーチ陣は夏から一緒にいるが、私は30試合のうち半分しかチームと過ごしていないので、難しい状況です。私がチームに合流したのは11月中旬だったので。まずはチームにアジャストする必要があった。
正直に話すと、後半戦に状況をよくしていきたいのなら、まずはカルチャーづくりからやらなければならない。過去3シーズンにはもっと強固なカルチャーがあった。誰かを責めているというわけではない。私も含めて、チームとしてそのカルチャーを取り戻さなければならない。アンセルフィッシュなメンタリティであったり、戦い続けるメンタリティです。まずはそのカルチャーづくりから始まる。それは1人ではできない。チーム全員でやらなければならない。そこはすごく難しい部分だと思う。
-新加入のブライアン・コンクリンに期待すること
彼の貢献が多く必要になると思います。そして彼にはそれができると思います。彼はアンセルフィッシュであり、人格者であるベテラン選手です。ディフェンス面でもオフェンス面でもさまざまなことができるので、フィジカルにプレーしてチームにタフネスを与えてくれるでしょうし、ほかのチームメイトがより確率の高いショットを決める手助けをしてくれると思います。今のチームにはほかの選手を助けられるタイプの選手が必要で、彼にはそういった役割を期待しています。
まずはフィジカル面で万全になる必要があります。タフネスを持ち合わせている素晴らしい選手で、ほかの選手をよりよくすることができる選手。リーダーシップもあるので、期待しています。