劇的な幕切れ!ジョン・パトリックHC新体制の千葉ジェッツが開幕2連勝
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 Bリーグ1部の千葉ジェッツは10月1、2日、ホームの船橋アリーナ(千葉県船橋市)で大阪エヴェッサと対戦。第1戦は今オフに取り組んできたディフェンス力の強化が実を結び、77-66で千葉が大阪に勝利。2日に行われた第2戦は、序盤から千葉がリードする展開になるも、後半は大阪がじわりじわりと差を詰める。大阪が88-89と1点ビハインドの残り0秒、ディージェイ・ニュービルが放った3PTはゴールに吸い込まれ、大阪ベンチは大盛り上がり。1度はカウントされたニュービルの得点だったが、ビデオ判定の結果はわずかに時間が足りておらず、ノーバスケットに。劇的な幕切れにより、千葉は89-88で開幕2連勝を飾った。

惜しくも逆転シュートを決められなかったディージェイ・ニュービル(中央)©Basketball News 2for1

 千葉は出場した全選手が得点をあげるなどバランスの良いオフェンスで守備の的を絞らせず、その中でも新加入のヴィック・ローはチームハイの19得点、大倉颯太は13得点を記録した。

エースとしての役割を果たしたヴィック・ロー

 今シーズンからBリーグでプレーするローは、昨シーズンNBL(オーストラリアリーグ)でオールファーストチームにも選ばれた実力者だ。ジョン・パトリックヘッドコーチ(HC)が「得点力があり、ポジションは1~4番までできる千葉にとっての大切な武器」と評価するように、開幕節2試合で21得点、19得点と存在感を発揮。チーム合流から2か月ながらしっかりと役割を全うし、勝利に貢献した。

会見で記者の質問に答えるジョン・パトリックHC ©Basketball News 2for1

 開幕節2試合の出来についてローは、一言目に「So-so( まぁまぁ)」と自己評価。その後に「ミスや学ぶことがたくさんあったので、次の試合に生かしたい。ただし、今日(第2戦)はミスを責めるより(接戦に)勝ったことが自信になった」と2連勝で終えた開幕戦を振り返った。

チームをけん引するヴィック・ロー(奥) ©Basketball News 2for1

 また、千葉と大阪との対戦では3人のNBL経験選手(ロー、ジョン・ムーニー、ニュービル)が同じコートに立った。Bリーグに来る前からニュービルやムーニーとの交流があったと話すローは「ニュービルは大学時代から対戦してきた選手であり、NBLでやる前から良く知っている選手。ムーニーはPerth Wildcats(オーストラリアチーム)から日本に行くことについての経験をいろいろと聞いていた。なにより2人ともBリーグで結果を残していることがすごいし、日本で久しぶりに会えてよかった」と同じリーグで戦った戦友たちとの日本での再会を喜んだ。

 会見では節々で日本語を話す場面もあり、「1日一つ日本語を覚えるようにしている」という発言も。チームや日本の文化に積極的に馴染もうとしている姿勢や、努力家な一面も伺うことができた。

会見で記者の質問に答えるロー ©Basketball News 2for1

原修太も実感 オフに鍛え上げたディフェンス力

 プロデビューから千葉一筋で、中心選手として活躍する原修太はジョン・パトリックHC体制に変わってディフェンス力が鍛えられたという。

 原は今シーズンの千葉のディフェンスについて「オフシーズン最初の2か月間はクリニックに来たかのような基礎練習を学んだ。そのおかげかこの試合はニュービル選手を嫌がらせることができ仕事ができた。今はディフェンスがすごく楽しい」とコメント。オフの厳しいトレーニングとハードワークによって1対1でも負けない脚力を手に入れ、その成果を実感することができた開幕2試合となった。

会見で記者の質問に答える原修太 ©Basketball News 2for1

 今シーズンの目標に関しては「毎年変わらず優勝。そのときにプレータイムを貰って、チームから信頼を得ていること」と力強く語り、会見場を後にした。

昨シーズン千葉は最高勝率で東地区を優勝したが、チャンピオンシップではクォーターファイナルでまさかの二連敗。その悔しさをバネに、今シーズンは新指揮官と共にチャンピオンシップの頂点を目指す。

(吉本宗一朗)

千葉ジェッツの開幕戦の記者会見の映像はこちら

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