Bリーグ1部・琉球ゴールデンキングスは21日、アウェイの横浜国際プールで横浜ビーコルセアーズと対戦。前半からシュートタッチに苦しみ、ターンオーバーから横浜BCに11-0のランを許すなど流れをつかめず。後半も横浜BCの勢いを止めることができずに、66-89で今季初の黒星を喫した。
琉球はヴィック・ローが17得点7リバウンド、アレン・ダーラムとアレックス・カークがそれぞれ12得点を記録。試合後、桶谷大HCと岸本隆一が記者の質問に答えた。
桶谷大HCの10/21横浜BC戦後のコメント
-横浜BC戦の総括
疲れていたのかなぁ、というような試合でしたね。正直、ディシジョンメイキングが悪すぎて、今日はプレー何やってもあんまりうまくいかない。ターンオーバーもすごく質の悪いターンオーバーを連発していたなと。それがあって結局、トランジション、(横浜ビー・コルセアーズの)ターンオーバーからの得点は24。自分たちがディスアドバンテージを持っていて、横浜さんがアドバンテージある状態で気持ちよくシュートを(打っていた)。キング(開)くんと須藤(昂矢)くんですね。プルアップジャンパーを結構簡単に打たせていたので。
ディフェンスの部分でも、前半は全然インテンシティが低くて、ゲームの入りから全てあちらの流れに持っていかれたかなと、横浜さんが流れを持っていったなと思います。気持ちいい状態になっていて、ゾーンにも多分入っていたのかな。それで何やってもうまくいく状態に横浜さんがなっていて、それをその段階で食い止めるのは難しい。前半の自分たちのターンオーバーのところとディフェンスのインテンシティの低さというところが勝負を決めたところじゃないかなと思います。
点数のところこれだけ離れてしまったんですけど、そこよりも自分たちが明日、出だしからどういうバスケットするかっていうところをフォーカスしてやらないといけないなというふうに思っています。細かい部分でいろいろオフェンス・ディフェンスであったと思うんですけど、まずは明日(第2戦)ハッスルされないようにしっかり準備して、切り替えて戦いたいなと思っています。
岸本隆一の10/21横浜BC戦後のコメント
-タフなスケジュールについて
スケジュールの話をするとやっぱりタフなスケジュールっていうことを間違いないと思いますし、どっちかというとそれはフィジカル的にというよりもやっぱメンタル的な部分かなと思います。皆それぞれがやっぱ毎試合持ってくるモチベーションって少なからず違うと思いますし、前の試合に何があったとかで、それぞれ違う部分があると思います。実際、(タフなスケジュールが)影響してないとは言えないかなと思います。
-EASLとBリーグで使用しているボールなども違う
結果的に今日は(シュートの)確率が上がってこなかったので、違いはあるかなと思いますけど。全員わかっていることですけど、僕らはやっぱりプロバスケットボール選手なので、そこは言い訳にできないっていうことも、同じぐらい自覚もしています。EASLに関してもまだまだシーズンの途中でどんどん続いていきますので、そこじゃない部分で、自分たちがもっともっと改善していかなきゃいけないゲームだったかなと思います。
-ターンオーバーが多発している理由について
今日、僕がやっていた感覚としては、オフェンスのフォーカスが強かった。ターンオーバーがあった分、オフェンスを改善しなきゃというメンタリティーだったのかなと思います。実際、相手にすごい高確率でしか何本か決められて、やっぱりその部分がどうしても自分たちをいいゲームにできなかった部分だと思うので。オフェンスはコーチ陣がスカウティングして、自分たちが修正して、それをまたエクスキューションしてというところに立ち返ると思うので。あんまりターンオーバーを僕自身は気にしていないです。それよりもやっぱミスしたあと、ターンオーバーが起きた後に、どういうディフェンスをできたのかとか、連続でやられていたとかいろんな要素があると思うので、もう1回自分たちでディフェンスからというところを立ち返ってやるべきだったなっていう印象です。