【一問一答】千葉ジェッツのBリーグファイナル後のコメント
今村佳太(左)と抱き合う千葉ジェッツの富樫勇樹
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 5月27、28日の両日に行われたBリーグチャンピオンシップファイナル。琉球ゴールデンキングスに敗れ、ファイナル敗退となった千葉ジェッツのギャビン・エドワーズ西村文男、富樫勇樹の試合後のコメントを紹介する。

(写真=B.LEAGUE)

千葉ジェッツのギャビン・エドワーズのコメント

-ファイナル第2戦ではほぼフル出場だった

 昨日(第1戦で)僕はあまりプレーできていない。他の選手はダブルオーバータイムで戦ってきたので自分が一番中のフレッシュな状態だったんでプレータイムが長くなったかなと思います。

-琉球のプレーの強度が高かった

 相手はフィジカルに強い、大きいチームとしてみんな知られることなので、毎回のポゼッションでフィジカルになるとわかっていた。今日は相手が強かったです。

シュートを狙うギャビン・エドワーズ(左)

-勝利に足りなかったことは

 持ち味であるディフェンスでターンオーバーを引き出したあとに速いテンポで攻められなかったのが、このシリーズの敗因かなと思っています。

千葉ジェッツ・西村文男のコメント

-元チームメイトのコー・フリッピンの活躍について

 コーに関してはシューターではないと思っているので、(スペースを)空けているときにしっかり3ポイントを決め切って、こっちがプレッシャーをかけたときにファールを貰ってフリースローを決め切っているので、もう単純にコーにやられたなと思ってます。単純に嬉しかったですね。コーが活躍したんなら、っていう。

-フリッピンは千葉Jにいた2年前にも大活躍だった

 それを思い出しました。強いですね大舞台に。あそこの時間帯で昨日(第1戦で)あれだけターンオーバーしているなかで、今日あれだけのパフォーマンスをしていたので。

ベテランとしてチームをけん引した西村文男

-チームメイトのジョン・ムーニーの活躍はどうだったか

 間違いなくチームのMVPだと思います。派手なパフォーマンスはそこまでないんですけど、縁の下の力持ちやってくれて、リバウンドから言うことないです。いい選手です。

-セミファイナルでは「最強のチーム」と表現していたが、敗因や足りなかった点は

 自分らでもそう思っていたからこそ、チームとして戦うっていうことをもうちょっと強調する時間を作れるっていう(必要があった)。自分たちで気づく早さというか、大切さを、もうちょっとチームとしてわかっておく必要があったのかなって思ってます。

-今シーズンを総括すると

 過去で一番いろいろあったし、充実もしたし、とても良いシーズンでした。結果にも出ましたし最後は負けたけど。チームとして我慢強く戦えたシーズンもなかったですし、最後まで勝てなかったのは残念だけど、充実はしていました。

千葉ジェッツ・富樫勇樹のコメント

-今回のファイナルでの敗戦は今までと違いはあるか

 何か複雑な心境ですね、前回ファイナルでアルバルク(東京)に負けたシーズンの悔しさとまた違う気持ちはあるなと。それは年齢なのかどうかわかんないすけど、もちろん悔しい気持ちはありますけどやりきったというか。本当に琉球のディフェンスだったり、準備に対してやらせてもらえなかったという印象です。自分たちがやってきたことが間違ってたとか、そう思うかというとそうではないので、負けて悔しい気持ちと今シーズンここまで戦い抜いた思いはあります。

-琉球のディフェンスに対して個人として点は取れていた

 点数だけ見たらそうかもしれないですけど、チームメイトのリズムに乗らせるという部分では、できなかったことが多かった。あそこまで攻めたら点数取れる試合ってのはたくさんあると思いますけど、そうやって勝ってきたチームではないので。そうやって1、2試合繋いだことありますけど、基本的にはみんなで15点ずつぐらい取って勝ってきたチームなので、それをさせてもらえなかった。

得点でチームを引っ張った富樫(右)

-「最強」といわれ、やりづらさはあったか

 やりづらさもないですし、そこに対して自信はありましたけど油断があったわけでは一切ないと思います。
相手にコートでやる中で徹底されて、なかなか自分たちのプレーできなかっただけで、むしろ僕は自信はあったんですけど。最高勝率だったり、僕たちも最高勝率出した次のシーズンに優勝したり、宇都宮もすごくいいシーズンでファイナルで負けて次に琉球もそうだと思うんですけど、怖さっていうのは感じながらやっていたので。ファイナルの前にすごい危機感を感じながら、自信と両方持ちながらやっていたので、それでも苦しめられたファイナルだったかなと思います。

 あんまりここまで苦しめられた試合がシーズンでなかったっていうのが正直なところです。ここまで2日間通してなかなかチームとしてうまく機能しない試合をしたことが正直なかったぐらい順調に行っていたので、そこがすごく自分の中では本当に苦しめられたなと思います。

-元チームメイトのコー・フリッピンの活躍について

 それに関しては見ていて、嬉しい気持ちっていうのはおかしいですけど、この舞台でまたファイナルであそこまで活躍できる彼の能力っていうのはやっぱすごいなと思いますし、試合終わってみてですけど、元チームメイトですごく未だに仲の良い選手なので、この活躍は嬉しく思います。

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