
Bリーグ2部(B2)は4日、各地で第1節の試合が行われ、山形ワイヴァンズはアウェイのホワイトリング(長野市)で信州ブレイブウォリアーズと対戦し、60-94で敗れた。
序盤こそ、白戸大聖などの3ポイントシュートを中心に攻め、拮抗した試合展開になったものの、その後は信州の変則的なディフェンスにつかまり、合計17個のターンオーバーを記録。後半も流れを取り戻すことはできず、最大36点のリードを許す展開に。敵地で迎えた開幕戦を白星で飾ることができなかった。
山形はジェームズ・ベルが15得点、ノア・ウォーターマンが12得点、白戸が11得点を記録した。試合後、石川裕一ヘッドコーチ(HC)が記者の質問に答えた。

石川裕一HCの信州戦第1戦後のコメント
ーー信州戦 第1戦の総括
信州さんのプレッシャーに負けて、自分たちでターンオーバー連発して、最終的には「28」のターンオーバーポイントを許してしまった。アウェイの開幕戦で、あれで(第2クォーター終盤の連続ターンオーバー) 一気に持っていかれてしまったところが痛かったかなとは思う。
もちろん僕たちも後半カムバックしたかったがそれは叶わなくて。明日(第2戦)のゲームで今日(第1戦)のゲームの反省をどう出せるかだと思うし、それが今シーズン戦う上で、僕たちに明日どういう戦いができるかってところは、重要な試合になるのかなとは思う。明日またリベンジしたいなと思う。
ーージェームズ・ベルのベンチ起用について
別に彼のコンディションが悪いとか、調子が悪いとかは一切ない。 むしろ良いと思っている。ただチームとして、今日だったら広瀬(翔一)がビッグマンで入ったりだとか、まだ合流できていないが、アジア枠でビッグマン(イ・ジョンヒョン)が入る予定ではある。(そのため)昨季よりもベルの使い方っていうのは、シンプルにアウトサイドで、彼のオリジナルのポジションでできる機会は増えるとは思っている。
ただ、別にスタートにこだわるわけじゃなくて、彼がもちろんスタートを張ることもあるだろうし、彼の使い方っていうのは昨季よりも増える分、出場タイミングとかも昨季とはまた変わるのかなというところはある。

ーー新加入PG・中田嵩基に求めること
(求めることは)たくさんある。 まだ彼とも話していないが、今日のゲームの出来とかも全然満足してないと思う。今日はバックアップのガードで出て、もう一度流れを持ってくるところだったりという部分は、まだまだできる選手だと思うので、彼のコート上のリーダーシップにはもっと期待している。
ーー第2戦に向けて
今日は非常に悔しい負け方をしたので、「明日どういうゲームするか」っていう自分たちのプライドを持って、また明日臨もうっていうところだけです。
(芋川史貴)






