広島ドラゴンフライズ山崎稜の値千金3PでSF進出王手! ミリングHC「CSでの経験が生かされていた」
ガッツポーズを決める広島ドラゴンフライズの山崎稜©Basketball News 2for1
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 Bリーグ1部は11日、チャンピオンシップ(CS)クォーターファイナルを各地で開催。広島ドラゴンフライズ(西地区3位)はアウェイの豊橋市総合体育館で三遠ネオフェニックス(中地区1位)と対戦した。

 前半、広島は三遠のディフェンスに苦しみながらも我慢強く食らいつき、38-41の3点ビハインドで折り返す。後半、広島はスティールから得点を重ね、接戦を演じる。第4クォーター残り1分1秒、71-70の場面で山崎稜が3Pシュートを沈め、74-70とリードを4点に。その後も三遠のオフェンスを封じ切った広島が77-70で勝利し、セミファイナル進出に王手をかけた。

 広島はドウェイン・エバンスが22得点4リバウンド3アシスト、山崎稜が3Pシュート5本を含む19得点を記録。試合後、カイル・ミリングHCドゥエイン・エバンス山崎稜が記者の質問に答えた。

カイル・ミリングHCの三遠戦後のコメント

ー三遠戦の総括

 三遠さんも本当に素晴らしいチーム、強いチームだというのは分かっていて、やっぱり最後の最後までタフな戦いになると思っていた。本当にいい準備ができていたと思う。前シーズンに初のCS出場を果たして、その経験もしっかりと今日(第1戦)に生かされていた。この前の(レギュラーシーズンでの)島根戦を振り返ってみても、やっぱり最後の最後まで分からない試合がここ数試合続いていた中で、CSでの経験というのが生かされていて、最後の最後まで我慢強くプレーした方が強い、勝てるという(CSでの)経験が今日生かされていたと思う。

記者の質問に答えるカイル・ミリングHC©Basketball News 2for1

ー試合を通しての戦い方

 もちろん、試合中に少しずつアジャストメントを加えながらやっていました。例えば、最後の最後の我々のディフェンス。ビッグラインナップをしっかりと引っ張ったことは一つのアジャストメントですが、細かいことはちょっとシークレットなのであまりいえません(笑)。

ドウェイン・エバンスの三遠戦後のコメント

ー三遠戦の総括

 こうやってプレーオフ、CSで1勝できるというのは気持ちがいいものだなと感じています。三遠さんという本当に素晴らしい相手に40分間戦い抜けたことは誇りに思いますし、1人1人がステップアップして、レベルアップして今日の勝利を勝ち取れたんじゃないかなと思います。

記者の質問に答えるドウェイン・エバンス©Basketball News 2for1

ー自身のパフォーマンスの評価と第2戦に向けて

 自分自身としても素晴らしいプレーはできたんじゃないかなと思います。チーム全体が今日は本当に素晴らしい活躍をしていて、1人ひとりが素晴らしい活躍ができたと思います。それが全てなのかなと思っていますし、個人のパフォーマンスというよりは、1人1人の活躍がこういった場面で必要になってくる。ザキ(山崎稜)だったり、チーム全体としても今日は良かったので、明日(第2戦)もそういった同じ活躍が必要になってくる。しっかりと一貫性を持って、今日のような姿勢を明日また繋げてやれればと思います。

山崎稜の三遠戦後のコメント

ー三遠戦の総括

 CSなので、こういう拮抗した試合になるというのは予想してましたし、本当にどっちが最後まで粘り強く我慢しながらプレーできるかっていうところだったと思う。そこを最後に僕たちが持っていけたかなという感じです。

記者の質問に答える山崎©Basketball News 2for1

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