千葉ジェッツが敵地で先勝しCSセミファイナルへ王手 24得点の富樫勇樹「気持ちを切らさず40分間戦えた」
24得点を記録した千葉ジェッツの富樫勇樹©Basketball News 2for1
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 Bリーグ1部は10日、チャンピオンシップ(CS)が開幕し、クォーターファイナル2試合が行われた。ワイルドカード下位で進出した千葉ジェッツ(東地区3位)はアウェーの日環アリーナ栃木で全体1位の宇都宮ブレックス(同1位)と対戦。

千葉Jは第1クォーター(Q)から26得点、第2Qでも28得点を記録するなど、堅守が武器の宇都宮相手に前半だけで54得点を奪う。後半は一時5点差まで詰め寄られたものの、富樫勇樹が重要な場面で3ポイントシュートを3本沈め、82-70で勝利。セミファイナル進出に王手をかけた。

 千葉Jは富樫が3Pシュート6本を含む24得点、クリストファー・スミスが20得点を記録。試合後、ジョン・パトリックHCと富樫勇樹が記者の質問に答えた。

ジョン・パトリックHCの宇都宮戦後のコメント

-宇都宮戦の総括

 今シーズン初めてフルメンバーで宇都宮とやって勝利し、(レギュラーシーズンで対戦した)2週間前と比べて自信があります。黄色の海の中でリバウンド、ディフェンスに集中したから試合に勝てたと思います。まだ1勝だけなので、今日よりもっと明日はエネルギーを使って2勝したいと思います。

記者の質問に答える千葉Jのジョン・パトリックHC©Basketball News 2for1

-機能したディフェンスについて

 いろんなカバレッジの中で完璧ではなかったけど、原がいるだけで全然違います。更に(内尾)聡理もディフェンスのエースで聡里と原がいると外や1対1のディフェンスは強くなります。ピックアンドロールはいろんなカバレッジやっていますけど、宇都宮を70点で抑えるのはすごく嬉しいことです。

富樫勇樹の宇都宮戦後のコメント

-宇都宮戦の総括

 かなりチームとして危機感を持って臨んだこの試合だったんですけど、レギュラーシーズン4連敗しているということもありますし、ただの4連敗ではなくて、かなりコテンパンにやられた4試合だったなという印象があります。その中でどう修正して戦うかというところで、気持ちを切らさず40分間戦い続けることできたと思います。オフェンスもディフェンスともにコートに出ている5人が連動して戦うことできたので、これは大きな1勝ではりますけど、次の1勝というのがより大変なってくると思うので、しっかり切り替えて明日臨みたいと思います。

記者の質問に答える富樫©Basketball News 2for1

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