Bリーグ1部(B1)・富山グラウジーズ(中地区8位)は20日、ホームで信州ブレイブウォリアーズ(同7位)と対戦。リーグ順位が富山の1つ上となっている信州を相手に負けられない試合となった富山だったが、第1クォーターの出だしから信州に8-0のランを許してリズムを奪われ、前半は31-38の7点ビハインドで折り返す。
後半も信州のディフェンスを前にターンオーバーを多発すると、第4Q残り5分40秒には47-71とこの日最大となる24点差を追う展開に。その後は意地を見せ15-0で試合を締めくくったものの、62-71で敗戦。B1最多記録となる連敗を「27」に伸ばした。
富山はジョナサン・ウィリアムズがチーム最多の16得点7リバウンド、マイルズ・へソンが15得点を記録。試合後、桜木ジェイアールスーパーバイジングコーチ(SVC)が記者の質問に答えた。
桜木ジェイアールSVCの信州戦後のコメント
-信州戦の総括
自分たちが望んでいたようなスタートが切れなかった。ターンオーバーを犯し、そこから相手に得点を与えてしまった。一番の問題はターンオーバーから相手に19得点を与えてしまったことだと思う。そして自分たちが得点を取れないとなると勝つのは難しい。
ポジティブな部分でいえば、ラスト5分で15-0のランを出すことができた。自分たちはやればできると思っている。あとはそれを40分間やるだけです。
-リーグ降格圏の下位2位が決まった中での残りの試合への向き合い方
精神的には選手たちにとってもとてもタフな状況だと思う。精神的にも肉体的にも準備ができていないといけない。ケガを負いながらも戦い続けている選手もいて、とても大変だと思う。コーチ陣は選手たちが自信を失わないように声をかけたり、コミュニケーションを取ってモチベーションが上がるように努めている。
-信州戦第2戦に向けての意気込み
(第1戦では)最後まで諦めない姿勢を見せることができたと思う。選手の何人かは(試合中に)落ち込んでいたと思うが、「最後まで戦おう」と声をかけ、選手たちもそれに応じてくれた。それが第2戦へとつながる勢いになると思う。
-27連敗について
記録というのは破られるためにあるものだが、(連敗記録については)自分たちが作りたい記録ではない。明日(第2戦)に連敗を止められるように頑張りたい。