Bリーグ1部・横浜ビー・コルセアーズは15日、アウェイのオープンハウスアリーナ太田で群馬クレインサンダーズと対戦。前半最後のポゼッションで河村勇輝がブザービーターの3ポイントショットを決め、42-39と3点リードで折り返す。後半も最後まで競った展開となったものの、逆転をかけた河村のシュートは惜しくもリングに弾かれ、80-81で2連敗となった。
横浜BCは河村勇輝が3P6本を含む40得点を上げ、Bリーグでのキャリアハイを更新。その他、デビン・オリバーが11得点、ジェロード・ユトフが9得点を記録した。試合後、青木勇人HCとキング開が記者会見で質問に答えた。
青木勇人HCの10/15群馬戦後のコメント
-群馬戦の統括
昨日(第1戦)の試合とは全く違う内容の試合だった。ディフェンスのところでアグレッシブにいけた部分が試合の大半だったので、今日の試合は自分たちがやることが見せられた、ポテンシャルが見せられた試合だったと思っている。結果としては負けてしまったが、自分たちはまだまだポテンシャルがあり、歩み続けていけないチームということは再確認できているので、どうやってチームとして歩み続けられるのかというチャレンジが続いていると思う。
内容に関しては、リバウンドで相手より勝ったのと、ペイントポイントのところで昨日の半分に抑えられたというとこで修正できた部分はあった。あとはまだまだ自分たちにコントロールするべきことがあると感じている。ただ、この試合からまだ先にいろんなことが起こると思うので、まずは来週ホームに帰って勝利を届けられるように今週いい練習をして、準備をしていきたいと思います。
-3Qで流れがあまり良くなかったなか、4Qで盛り返すことができた要因
河村選手がメインのボールハンドラーとして仕掛けていく中で、なかなかペイントのスコアの確率が上がらない、ターンオーバーになってしまうなどオフェンスがいい形で終われなかった。ただ、その時に山場は第4Qの残り5分以降に必ず来ると思っていたので、流れが悪い時こそフォーカスをディフェンスにしていた。山場が来るまではチームで耐え忍ぼうと共有していたのが、最後山場を作れた要因だと思う。
キング開の10/15群馬戦後のコメント
-群馬戦の統括
昨日、自分たちがソフトな入りをして、大量リードされて自分たちらしくないバスケをしてしまった中で、今日はハードなディフェンスから入ろうという話をしていて、最後の最後まで自分たちのハードなディフェンスからトランジションというバスケはできたと思う。最後一歩が足りずに負けてしまい、本当に悔しい敗戦ですし、自分自身としてももっとできたことがあったのではないかと思う。
来週ホームの開幕戦は2試合勝って、今日の借りを返してファンの皆さんに勝利を届けたいと思っている。
-河村勇輝への周りのサポートについて
(河村)勇輝任せになってる部分はあると思いますし、勇輝も毎試合40点取れるかって言われたらまだ分からないですし、取れる選手ではあるが負担がかかってしまうので、周りの人がステップアップしないとチャンピオンチームにはなれないと思う。今後チームみんなで話しながら、どう勇輝の負担を減らすかを考え、最後のクラッチの時間で勇輝が100%の状態で試合を決めるという状況に持っていければいいと思う。