アルバルク東京・アドマイティスHC、SF敗退も選手たちに労い「よくここまで戦ってくれた」
千葉ジェッツ戦でプレーするアルバルク東京の安藤周人(中央)©Basketball News 2for1
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チャンピオンシップセミファイナルで千葉ジェッツに連敗

 Bリーグ1部(B1)アルバルク東京(東地区2位)は20日と21日に千葉ジェッツ(同1位)とチャンピオンシップ(CS)セミファイナルを戦い、第1戦を66-89、第2戦を62-93と2連敗を喫した。

 クォーターファイナル第3戦は出場選手8人で島根との激戦を制しセミファイナルに進出したA東京。SFはQF同様、多くので主力を欠く中、今季レギュラーシーズンで1勝3敗と負け越していた千葉Jとの対戦となった。

第1戦は第1クォーター(Q)からシュートが思うように決まらずリードを許すと、第3Qには36得点を許し、23点差で敗れた。続く第2戦も序盤から千葉Jにペースを握られ、最終的に31点差で終戦。4シーズンぶりのファイナル進出とはならなかった。

A東京 デイニアス・アドマイティスHCの5/21千葉J後のコメント

-千葉J戦の総括

 今日のゲームはエネルギーレベルが全体的に千葉Jの方が上回ったゲーム展開だと思います。状況判断でも1歩2歩千葉Jの方がクイックネスもありましたし、しっかりとタフにプレーしたと感じています。試合が終わって選手にもロッカールームでいいましたが、今シーズンは怪我などでいろいろ苦しい中、言い訳をしないでセミファイナルまでコマを進められたことは誇りに思ってもいいと思いますし、最終的に優勝はできなかったですが、このような逆境の中のシーズンでしたけど、よくここまで戦ってくれたと選手たちに伝えました。

記者会見で話すA東京デイニアス・アドマイティスHC©Basketball News 2for1

 それとA東京ファンの皆さんには非常に感謝していますし、チームのスタッフとコーチ陣、フロントスタッフにも、ここまで苦しいシーズンをサポートしていただいて非常に感謝しています。千葉Jにはここまで来ましたので、最後までいい形でシーズンを終えることを願っています。

-安藤周人の成長について

 彼の成長はコーチから見ても非常に嬉しいです。スキル、得点能力だけではなく、その中でも状況判断が日々成長をしたと感じています。それに加えて彼のリーダーシップ、チームの中心選手であること、このリーダーシップから、いろいろな形でチームに貢献してくれたと感じています。それは日々のスキルコーチとのワークアウトから全てがレベルを上げたという自信に繋がったと思います。その中でも日々進歩して、一番最初に会ったときから今日の最後の試合まで、全体的に彼の一回り二回り大きくなった進歩が見られますので、そこは非常に良かったと感じています。

A東京・安藤周人の5/21千葉J後のコメント

-千葉J戦の総括

 2日間通して点差以上のものがあったかなと思います。いまBリーグの中で一番強いチームは千葉Jだと思うし、そこに自分たちがもっとプライドを持って戦い抜くことができなかった2日間かなと思います。このチームでセミファイナルまで来られたことは誇りに思うし、怪我人が多い中、誰一人として言い訳をすることなく、最後まで戦い抜けたことは本当に嬉しいことかなと思います。

記者会見で話す安藤©Basketball News 2for1

-自身の成長について

 ヘッドコーチには本当に感謝したいなと思いますし、彼のおかげで自分はこの1年間成長できたと思う。自分を息子のように扱ってくれて、いろいろな質問があって、いろいろコミュニケーションを取りながら、自分の好きなようにやらせてくれた。自分がこうやりたいからちょっとやらしてほしいと言えば、嫌な顔をせず「やってみて、もしも駄目だったらこうしてみよう」とか、いろいろなコミュニケーションとれた1年かなと思います。自分の中でも成長したなと感じられる1年だったので、コーチには感謝したいと思います。

A東京 ザック・バランスキーの5/21千葉J後のコメント

-千葉J戦の総括

 タフな週末ではあった中で周人が全部言った通りですが、いるメンバーでやれることは全部やったのかなと思いますし、もっとうまくやらなきゃいけない部分はいっぱいありましたが、みんな言い訳をせず先週の島根戦を勝ち切って、こうやってセミファイナルに進んだことはすごい誇りに思うし、チームで最後までやれることをやり抜いたなとは思っています。

記者会見で話すザック・バランスキー©Basketball News 2for1

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