文・写真=Basketball News 2for1
三遠 | 富山 | |
22 | 1Q | 25 |
20 | 2Q | 22 |
12 | 3Q | 25 |
19 | 4Q | 23 |
73 | 95 |
目次
中地区2位三河とのゲーム差なしに
Bリーグ1部は14日、第23節以来およそ一カ月ぶりにリーグ戦を再開。無観客での開催となった第28節8試合が行われ、富山グラウジーズはアウェイで三遠ネオフェニックスに95-73で勝利。通算17勝23敗で中地区2位・シーホース三河にゲーム差なしの3位とした。なお、川崎-北海道戦は北海道の選手3人に37度以上の発熱が確認されたため、試合前に急遽中止が決定した。
第3Q、21-0のランで突き放す
第1Q、三遠が8-0と最高の立ち上がりを見せるも、富山はレオ・ライオンズの3Pシュートを皮切りに反撃開始。最大11点差までリードを広げる。三遠は太田敦也、川嶋勇人らの得点で応戦し、富山の3点リードでこのクォーターを終える。
第2Q、宇都直輝中心のオフェンスを展開した富山が徐々に点差を離し13点差に。このまま突き放すかと思ったが残り2分で三遠の西川貴之が連続得点を決め、富山の5点リードで折り返す。
第3Q、開始早々、三遠が逆転に成功するも見せ場はここまで。富山は 攻守が噛み合い残り8分から21-0のビッグランで一気に三遠を突き放す。このクォーターを18点リードで締めくくる。
第4Q、富山が点差を広げ22点差で勝利を収めた。
富山はフィールドゴール成功率が53.8%、スタートの5人全員が二桁得点を記録するなど圧巻のオフェンスを展開。
三遠はリバウンド数で30-43と大きな差をつけられ、今季初の連勝とはならなかった。
宇都直輝が圧巻のゲームメイク
富山の宇都は27分間の出場で16得点10アシストの大活躍。
オフェンスではライオンズやアイザック・バッツへのボールを集め得点を演出。さらにドライブで三遠のファウルを誘いフリースローで得点を稼ぐなど、自ら積極的にリングへアタック。また、持ち前の長身を活かした幅のあるディフェンスで三遠の攻撃を防ぐ場面もあり、攻守にわたって好パフォーマンスを披露した。
河村勇輝は3月いっぱいチームに帯同
最近の7試合でスタメン出場だった三遠の河村は、U22日本代表合宿でチームを離れていたこともあり、ベンチスタート。約1か月ぶりのリーグ公式試合だったものの、試合勘は衰えておらず、12得点6アシスト3スティールの活躍。プロ10試合目で7度目の二桁得点を記録した。
4月から東海大学に進学予定のため、 試合後の会見では「3月いっぱいまでチームに参加予定」と話した。今季の特別指定選手としてのプレーはあと少しだが、残りの試合でも並外れたセンスを見せてくれるはずだ。
富山グラウジーズの主なスタッツ
選手 | 得点 | FGM/FGA(3P成功数) | リバウンド | アシスト |
レオ・ライオンズ | 25 | 10/15(1本) | 12 | 4 |
アイザック・バッツ | 19 | 5/7(0本) | 14 | 3 |
宇都直輝 | 16 | 6/13(0本) | 4 | 10 |
三遠ネオフェニックスの主なスタッツ
得点 | FGM/FGA(3P成功数) | リバウンド | アシスト | |
西川貴之 | 18 | 7/14(3本) | 1 | 1 |
河村勇輝 | 12 | 3/8(1本) | 1 | 6 |
ロバート・ドジャー | 11 | 4/10(1本) | 7 | 3 |