文・写真=Basketball News 2for1
千葉 | 大阪 | |
18 | 1Q | 13 |
22 | 2Q | 20 |
21 | 3Q | 15 |
28 | 4Q | 18 |
89 | 66 |
千葉は攻守で隙なし
Bリーグ1部は16日、各地で第23節9試合が行われ、千葉ジェッツはホームで大阪エヴェッサに89-66で勝利した。
第1Qはお互いシュートがなかなか入らず重い展開に。終盤には大阪の大黒柱であるジョシュ・ハレルソンがテクニカルファール2つを一度にコールされ、退場処分となった。
第2Q、序盤は均衡したゲーム展開となるが、残り約5分から千葉は富樫勇樹を投入し、そこからは圧巻の富樫劇場。2ポイントシュート4本、3ポイントシュート2本をすべて成功させ一挙14得点を記録。千葉が7点リードで折り返す。
第3Q、千葉はジョシュ・ダンカンのフリースローで得点を重ね、終盤には富樫のシュートでリードを13点に広げる。
第4Q、コー・フリッピンがこのクオーターだけで12得点を記録するなど、千葉が層の厚さを見せつけ、23点差で勝利を収めた。
千葉は今節2連勝。通算3連勝で東地区3位をキープしている。
大阪は選手のステップアップが鍵
大阪は伊藤達哉、合田怜の主力PG2選手を怪我で欠き、ハレルソンも序盤で退場するなどリズムが作れず3連敗。キャプテンのアイラ・ブラウンが奮闘するも、チームは流れに乗り切れず。その中でもゴール下での活躍が光ったカイル・バローンや積極的にゴールを狙った橋本拓哉、出場時間が増えている今野翔太などの選手がステップアップし、主力選手の穴を埋めることが今後の鍵となるだろう。
特別指定選手の活躍
この試合では特別指定選手として契約する4人の現役大学生が出場。各選手の活躍を振り返る
【千葉ジェッツ】
#24 ラシード・ファラーズ(東洋大4年)
先日から練習生としてチームに参加していたファラーズが14日に特別指定選手として契約し、デビューを果たした。出場時間は2分23秒で、試合後には「夢が叶った」と感慨深げに話した。
#13 大倉颯太(東海大2年)
今節で退団を発表していた大倉颯太は4Q残り28秒にレイアップを決め、今季を締めくくった。試合後には「このチームの雰囲気が好き。大学にも応援しに来てほしい」とコメントを残した。
【大阪エヴェッサ】
#13 中村浩陸(大東文化大4年)
主力PGがいない中、22分30秒の出場。9得点を挙げるも3ポイントシュートは1/5(20%)と課題が残る形となった。今後はゲームメイクにも期待したい。
#24 今村拓夢(近畿大4年)
出場時間は13分3秒と自己最長。得点はフリースロー1本のみだったが、プレーの節々で光るものをみせた。
千葉ジェッツの主なスタッツ
得点 | FGM/FGA(3P成功数) | リバウンド | アシスト | |
富樫 勇樹 | 31 | 12/16(4本) | 1 | 5 |
マイケル・パーカー | 17 | 7/10(0本) | 13 | 2 |
コー・フリッピン | 17 | 8/10(0本) | 2 | 1 |
大阪エヴェッサの主なスタッツ
得点 | FGM/FGA(3P成功数) | リバウンド | アシスト | |
アイラ・ブラウン | 17 | 7/15(0本) | 8 | 2 |
カイル・バローン | 14 | 6/13(0本) | 16 | 1 |
橋本 拓哉 | 11 | 5/11(1本) | 2 | 2 |