日本バスケットボール協会は21日から23日にかけて、各地で天皇杯2次ラウンドを開催した。大分会場(レゾナック武道スポーツセンター)で戦ったBリーグ1部・サンロッカーズ渋谷は、22日に越谷アルファーズと対戦し、延長の末84-79で勝利。翌23日は2週間後に控えた2024-25シーズン開幕戦の対戦相手である長崎ヴェルカとの対戦となった。接戦で迎えた第4クォーターは勝負どころで得点を決めきれず、69−75で敗戦。天皇杯は2次ラウンド敗退となった。
22日の越谷戦終了後、記者の取材に答えたSR渋谷のジョシュ・ホーキンソンのコメントを紹介する 。
ジョシュ・ホーキンソンのコメント
―越谷戦の総括
出だしの1Qから3Qぐらいまでは、越谷さんの方が僕たちよりもハードに戦っていましたし、フィジカルに戦って僕たちを倒すという意思の表れがあった。本当なら僕たちが彼らよりもエナジーも上回って戦っていかないといけないのに、逆にやられてしまった。でも、4Qでどうにか僕たちは勝つための手段というのを見いだして、最後は勝利することができた。
−第4Q開始前にチームで話していたことは
本当だったら僕たちがどんどん攻めていかないといけないのに、それを彼ら(越谷)に攻めさせてしまっていた。そこは「もう一度変えないといけないね」という話と、そこに関してもコーチングスタッフも選手間同士でも、「モチベーションを上げてもう1回ここでエナジーを持って、彼らを上回るプレーをしよう」と話をしていました。
僕たちはできるということも分かっていましたし、実際点差はハーフタイムでも6点差しか付いていなかった。6点差しかついてなかったんですけど、それ以上にやられている感というのがどうしてもあって、僕たちがやらないといけない「エナジーを持って戦う」というところを相手にやられてしまったので、もう一度そこを最後の10分間頑張って、「彼らよりも上回ってプレーをしていこう」と話をしました。
―今のチームの仕上がり具合は
開幕戦までは残りわずか。明日(23日)の天皇杯の試合がシーズンが始まる前の最後の試合となります。もし長崎と戦うのであれば、開幕前最後の試合になりますし、その後も練習というのは(開幕戦に向けて)すごく大きな準備になっていくかなと思います。長崎とは開幕戦で彼らのホームで戦うので、どういうマッチアップでどういう試合展開になるのかを知ることができるいい機会になる。(開幕戦に向けて)いいチャンスだと思っていますので、しっかり戦っていきたいと思います。
(榊原かよこ)