宇都宮ブレックス遠藤祐亮「新しく自分たちの良さを見つけられた」　琉球とのBリーグファイナル初戦勝利に手ごたえ

　Bリーグ1部は24日、横浜アリーナでチャンピオンシップ（CS）ファイナル第1戦を行い、全体1位の宇都宮ブレックスは同3位の琉球ゴールデンキングスに81-68で勝利。3季ぶりのリーグ制覇へ王手をかけた。試合後の囲み取材で記者の質問に答えた遠藤祐亮のコメントを紹介する。

遠藤祐亮の琉球戦後のコメント

－第1戦の勝因は

　（勝因は）ディフェンスといいスペーシングを取り続けて、インサイド陣とアウトサイド陣がいいシュートをたくさん打てて、それを決めきれた場面が多かったことです。それが自分たちの目指すところであり、ケビン（・ブラスウェルHC）が目指すところでした。

　DJ（・ニュービル）と比江島（慎）のピック＆ロール時に、激しくいくことはどのチームもやってくることなので、レギュラーシーズンや千葉Jの2戦目はハマっちゃう場面がすごく多かったんですけど、先週の（千葉Jとの）3戦目から自分たちのやるべきことができていますし、それが今日（第1戦）も出せました。

　今日は（小川）敦也が流れを作るようなスリーポイントショートを連続で決めてくれたんで、そういう選手がチャンピオンシップに必要な力だと思っています。そういう選手が若手から出てきたのは、チームに勢いをもたらす試合だったんじゃないかなと思います。

－若手選手の活躍についてどう感じるか

　自信もすごくついてきたと思いますし、それは結構大きいと思います。チャンピオンシップでやっている、ディフェンスを前から当たる激しさは、正直レギュラーシーズンはあまりやっていたことじゃなかったです。ただ、自分も含めて小川選手と高島（紳司）選手が、ディフェンスでポイントガードにプレッシャーを与えるという仕事を与えられて、そこにフォーカスできていることが一つ大きいかなと思います。2人の脚力はすごいので、千葉J戦は相手を苦しめたと思いますし、今日もいい場面がたくさんあったので、新しく自分たちの良さを見つけられたチャンピオンシップです。明日もしっかり脚力を生かして頑張っていきたいと思います。