Bリーグ1部・大阪エヴェッサは6日、ホームのおおきにアリーナ舞洲で琉球ゴールデンキングスと対戦。ロースコアな展開となったこの試合は序盤から一進一退の展開が続き、終盤までもつれるシーソーゲームに。大阪は63-56と7点リードで第4クォーターを迎えるも、残り28秒には琉球・岸本隆一に逆転の3ポイントショットを許し、続くポゼッションでも小野寺祥太にスティールからの得点を許すなど73-76で惜敗。大阪は7連敗で通算9勝8敗とし、西地区6位に順位を落とした。
大阪は橋本拓哉が18得点、ショーン・ロングが18得点9リバウンド、飯尾史哉が13得点を記録するなど、チームをけん引。試合後、マティアス・フィッシャーヘッドコーチ(HC)と橋本が記者会見で質問に答えた。
マティアス・フィッシャーHCの12/6大阪戦後のコメント
-琉球戦の総括
自分たちのチームを誇りに思っています。というのは、選手が全員、オフェンスもディフェンスもしっかりと自分たちのやりたいことが出来ていました。24分間、自分たちがリードして いる時間帯もありましたし、選手全員がファイトをしていたところをしっかりと見れたので、自分たちのチームに対してよくやったなというふうに思っています。
先週の佐賀戦比べると、すごく違いが見えたと思っています。佐賀戦後、選手、スタッフ含めて、ミーティングをして、しっかりとやっていこうというリアクションがコートで示せていたのではと思っています。こういうふうにして試合の展開を持っていけば、この試合も勝てると思っているので、これを続けていきたいなと思っています。今日のゲームはすごく接戦でしたし、自分たちが反省することは13個、オフェンスリバウンドを取られたということ。敗因を少し言うとすればファールの数でしょうか。琉球がフリースローの数が16だったのに対し、大阪は7。自分たちのメインの選手であるショーン(・ロング)も、フリースローがもらえていませんでした。ただ、ファールがもらえなかったというのは言い訳になってしまうので、オフェンスリバウンドをしっかりと修正して、次に臨みたいです。
自分のたちの選手の何人かは2桁得点を取れていて、その中でも橋本拓哉が、すごくステップアップして、いいショットも決めていましたし自信が見えたかなと思っています。
橋本拓哉の 12/6琉球戦後のコメント
-琉球戦の総括
連敗中で、チームの雰囲気はすごく悪かったのですが、今日は皆すごくエナジーを出して、最後までわからない試合でした。飯尾(史哉)のビッグショットがあったりとか、そういうときは勝てる流れだと思うので、そういうときに勝ち切りたかったと思います。
-自身の活躍を振り返って
シュートタッチが良かったので、最初から思い切っていこうと考えていましたし、そのために味方が良いスクリーンかけてくれたりスペースを空けてくれたりしたのでその点でオフェンスに関してはすごく良かったと思います。
-チームの雰囲気について
連勝していた時はやっぱり雰囲気がいいので、やっとその時の感じがハーフタイムのときに戻ってきたなと、ロッカールームはそういう感じでした。アンジェロ(・カロイアロ)がいない分、すごく疲れたのですが、今日はすごく勝ち切りたかったです。今日勝てばすごくいい流れを作れた思うので、勝ちたかったです。