Bリーグ1部・ファイティングイーグルス名古屋は11、12日の両日、ホームの名古屋市稲永スポーツセンターにてシーホース三河と対戦し、11日の第1戦は77−89で敗戦、翌12日の第2戦では82−72で勝利。14試合を終えて7勝7敗と勝率を5割に戻した。
第2戦の前半、3ポイントショット4本を沈め12得点を挙げた杉本天昇などの活躍もあり、43-35とFE名古屋が8点リードで折り返す。後半は一進一退の展開が続き、第4クォーター残り4分47秒には三河・石井講佑の得点で一時4点差に迫られたものの、その後は佐土原遼らの得点で再び突き放し、前日の雪辱を果たした。
FE名古屋はショーン・オマラが18得点12リバウンド、杉本天昇が14得点(3P4/6)、ジェレミー・ジョーンズが13得点6リバウンド、川嶋勇人が12得点5アシストを記録。三河はダバンテ・ガードナーが18得点5リバウンド、久保田義章が15得点を記録した。
試合後、川辺泰三HCと杉本が記者会見で質問に答えた。
川辺泰三HCの11/12三河戦後のコメント
ー三河戦の総括
昨日(11/11)の修正点をしっかりゲームプラン通りに遂行できたのかなと思います。(エヴァンス・)ルークがいない中、水土日とタフなスケジュールの中、選手、 コーチ、スタッフ陣、本当によく頑張ってくれたかなと思います。
バイウィーク挟んでチームとしてまた1つ上のレベルになってみなさまの前に立てるように、また良い練習から良いチーム作りというところを頑張っていきたいと思います。
ー前日からの具体的な修正点と選手たちにどういった声かけをしたか
あまり負けてすぐ、どうこうと言うのは(していない)。映像を観てからなので、今日の入り選手のミーティングの時に言ったことになるのかなと。修正点というのは、難しいのは金曜日のウォークスルーしか準備がないというところ。ここ(名古屋稲永スポーツセンター)で初めて(試合を)やるということで当日練習もしなくて、金曜日のウォークスルー1回やっただけの土日の試合というスケジュール。(昨季から)継続している選手はできると思うけれど、新しく入った選手が7人という多い中で、ゲームプランの遂行というところがやはり少しあやふやになってしまったりとか、遂行力が下がってしまったところが非常に多かった。
(やるべきことを)ミーティングでより明確にして分かりやすくした。よりシンプルにするからこそインテンシティを上げて欲しいというところと、攻めるところを映像を見せてしっかり遂行できたのかなと思います。
ーここまでの戦績の評価は
ベストメンバーでないですし、アーロン(・ヘンリー)が今日ファウルトラブルになりましたけれど、日頃やっていないポジションをずっとやっている中で、うちは三河さんのようにタレントが揃っている大きいサイズのチームに対してマッチアップしているのがずっと続いている状態をチーム全員ディフェンスからしっかり守れているのかなというところもあります。サイズがない中で、すごくチームとしてディフェンスは機能しているのかなと言うところがみんなの頑張りなのかなと思って見ています。
杉本天昇の11/12の三河戦後のコメント
ー三河戦の総括
チームとしては昨日(11/11)負けたので、1日という短い間でチームとしてコーチを含め話して今日に挑んで勝利できたというのはチームにとってすごく良いなと思いました。個人では最近シュートが当たってなかったので今日当たって良かったなと思います。