Bリーグ1部・群馬クレインサンダーズは24日、ホームのオープンハウスアリーナ太田で琉球ゴールデンキングスと対戦。23日の第1戦を80-71と勝利し迎えた第2戦。第1クォーターを6点ビハインドで折り返すと、ファールトラブルも響き、流れを掴みきることができず。年内最後のホーム戦を勝利で飾ることはできなかった。
群馬はトレイ・ジョーンズが20得点、コー・フリッピンが15得点を記録。試合後、水野宏太HC、ジョーンズ、フリッピンが記者会見で質問に答えた。
水野宏太HCの琉球戦後のコメント
-琉球戦の統括
前半から自分たちは勝つためにやっていたものの、自分たちの流れにならないようなゲームになってしまったというふうに思います。フリースローの数を見ても、自分たちの9本で相手のフリースローの数が31本。ディフェンスをハードにやろうとして戦っていた中、琉球さんがフリースローをこれだけの数を打って26本決めるということは、やはりなかなかゲームとして自分たちの流れの展開を作るというのは難しいゲームだったかなというふうに思います。
ただ、その難しい中、ファールトラブルもあり、通常と違うローテーションであったりとか、なかなか自分たちの持っていたい展開で持っていけない状況があったにもかかわらず、選手たちは最後まで勝ちを目指して、流れに後半乗れるようなところも出てきたというところもあった。だからこそ、勝ち切れなかったというのは非常に悔しいです。今日の負け内容に関しては、自分たちは今後、どのような状況下になったとしても勝つために冷静にプレーをすること、そしてその難しい中でも勝ちを見いだせるようなチームになることが、最終的に自分たちの目指している目標をかなえるために必要なことだというふうに思っています。
このようなゲーム展開にならないようにするというのが一番いいことなんですけれども、そのようになってしまった場合に関しても我慢強く戦っていき、最終的には勝ちを手繰り寄せられるようなチームに今のメンバーでなっいきたいというふうに思っておりますので、しっかりと戦い続けたいと思います。
-コー・フリッピンの活躍について
アグレッシブさは本当に彼の売りなので、そのペースでテンポ良く攻めていくこと、ペイントタッチをできることというのは、彼の武器なので、今日昨日の2日間、そこに関してはしっかり彼が出してくれたかなと思ってまして、ディフェンスのところでもいいところにプレッシャーをかけるというところであったりとかっていうのは本当にいいものを持っています。
更により良くなっていくためには、これを継続してどの試合でも出せるようになっていくこと。プラス、チームとしてディフェンスをやろうとしている時に、約束ごとの中できっちりプレーをやり切るというところが彼ももっとできるようになると、本当にもう1段階上のレベルの選手になるではないのかなという風に思っているので、今シーズン彼と共にそういうところをしっかり見つめていって、より良い選手になってくれることを期待してます。
コー・フリッピンの琉球戦後のコメント
-琉球戦の統括
タフな試合だったと思います。昨日(第1戦)よりも難しい試合になるということは自分たちも想定をしていたので、その通りになったかなと思います。
-ここ最近のチームの状況について
マイク(マイケル・パーカー)も戻ってきて、ロスター全員がようやく揃ったというところ。チームで何をしなければいけないかというところも、模索している段階です。
-古巣・琉球との対戦について
琉球に所属していた時から、琉球のアウェーの試合に一緒に来てくれていたファンの人たちの顔を見ることができたので、馴染みのある顔を多く見ることができてよかった。
トレイ・ジョーンズの琉球戦後のコメント
-試合の統括
今日の試合の内容は、チームが誇りに思うべきだと思う。勝ちという形では終われていないが、内容としてはすごくよかったし、チームとしてもよくやったと思っている。
-チームの好調さについて
チームがフィットしてきていると感じている。今シーズン、フルロスターでなかなか戦えていない中で、今週末はマイクが戻ってきましたが、その中で自分ができる役割を探していて、今までやっていないプレーなどもしてサポートをしている。全員が戻ってきたら特別なシーズンを送ることができるのではないかと感じている。