Bリーグ1部・アルバルク東京は3日、ホームのアリーナ立川立飛で広島ドラゴンフライズと対戦。2日の第1戦を88-75と勝利し迎えた第2戦、前半を36-34と2点リードで折り返したものの、第3クォーターには広島の勢いを止められず逆転を許す。A東京は第4Q終盤まで粘りを見せたものの、その後は徐々に差をつけられ、61-76で敗戦。今シーズン2敗目を喫したA東京は連勝が11でストップした。
A東京はセバスチャン・サイズが16得点8リバウンド(内オフェンスリバウンド6本)、レオナルド・メインデルが13得点、小酒部泰暉が今シーズン自己最多の12得点を記録。試合後、デイニアス・アドマイティスHCが記者会見で質問に答えた。
デイニアス・アドマイティスHCの12/3広島戦後のコメント
-広島戦の統括
第1Qの出だしが全てだったと感じている。全体的に後手に回って、ふわっと入ってしまって、完全に広島のペースで試合が進んだ。ディフェンス面で機能しなかったところが1つの敗因だと感じている。広島が非常にフィジカルに戦ってきたが、相手のフィジカルに対してよりアグレッシブに戦うべきところをそれができなかった。
-試合の中での課題について
昨日(2日)はリードを広げて試合をすることで、心理的に余裕を持ってプレーできたが、今日はできなかった。バイウィークで約3週間プレーできていなかったので、ゲームのリズムと試合勘が取れていなかった。ただ、これはいい訳ではなく、昨日も試合があった。今日みたいな試合内容では、連勝ができなかった。オフェンスの面での状況判断・遂行力が非常に低かったこと、広島のディフェンスがアグレッシブだったことで我々のオフェンスができなかったことが全てだった。
-シュート成功率が低かった要因
オフェンスの遂行力が悪かったことで、シュートの確率も悪くなっていた。我々のオフェンスのシステムで狙い所がある中で、そこのシュートまで打ちきれなかったことで広島のペースでプレーすることになった。ディフェンスで広島のオフェンスを止められず、自分たちの良いオフェンスのリズムでプレーすることができなかった。前半は完全に広島のペースでプレーさせられた。2Qについては良いディフェンスから、ファーストブレイクやトランジッションなど得点に繋がった場面もあったが、ほとんどの時間帯が広島の流れでプレーが進んでしまった。