連勝ストップの名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 「狙っているところに行きたいのであれば…」ショーン・デニスHCが指摘するチームに必要なマインドセットとは
名古屋ダイヤモンドドルフィンズの齋藤拓実©Basketball News 2for1
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 Bリーグ1部(B1)は1月31日、2月1日の両日、各地でレギュラーシーズンの第21節が行われ、西地区の名古屋ダイヤモンドドルフィンズはアウェイの横浜国際プールで東地区の横浜ビー・コルセアーズと対戦した。

 第1戦、名古屋Dはスリーポイントシュートの成功率が成功率が50%超と冴えわたり、43-30と大量リードを奪って前半を折り返す。後半、横浜BCに詰め寄られる場面はあったものの、堅守で流れを渡さなかった名古屋Dが95-75で危なげなく勝利した。

 続く第2戦は第1クォーター、インサイドを攻める横浜BCに対し、名古屋Dはイージーショットをミスする場面が目立つ。第2Qはアーロン・ヘンリーが一人で9得点を挙げるなどエースの貫録を見せつけるも、38-43とビハインドの展開で後半へ。第3Q、バスケットカウントから流れを掴んだ齋藤拓実の3連続得点で逆転に成功するも、その後は再度リードを奪われ、ビハインドの展開に。第4Qは停滞するオフェンスの糸口を見つけられず、70-80で敗戦となった。

 第2戦では、ヘンリーが22得点、齋藤が12得点5アシスト、スコット・エサトンが12得点10リバウンドのダブルダブルを記録。試合後の記者会見では、ショーン・デニスHCと齋藤が記者の質問に答えた。

ショーン・デニスHCの横浜BC戦後コメント

――横浜BC戦・第2戦の総括

チームの悪い傾向としては、順位が(自分たちよりも)下位のチームに対して、2戦目で上手くプレーできていないということです。1戦目に良い試合をやっても、次の日で下がってしまいます。今日(第2戦)相手がやってくることは全部予想できていました。ハードに来て、ドリブルからアタックするアグレッシブな選手がいる。傾向として、そうした相手に対して準備できずに守れないことがあります。

逆に、うち(名古屋D)は最初からレイアップやオープンスリーが入らない。正しい意識、マインドセットができていないというところだけだと思います。大事な時間でも、せっかく良いディフェンスをしてもその後リバウンドを取られる。CS(チャンピオンシップ)を狙っているのに、こういうことが起きているのは本当に残念だと思います。

狙っているところに行きたいのであれば、個人でどう準備をするかが重要です。それができなければ、上位には行けません。また他の上位チームは、こういった試合を見て、うち(名古屋D)をどうやってアタックするか研究していると思います。一番学ばなければならないのは、勝つために本当にどういったマインドセットが必要なのか。その点はまだ全員で受け入れていないところがあるので、いろいろ準備をして試合には臨んでいますが、全員の理解なしには前へ進めないと思います。

――マインドセットのブレを少なくするため、どんな点を修正していくか

個人の問題になると思います。やっぱり、個人が信じてやらなければならない。チームのシステムを信頼して先手を取れば、うち(名古屋D)のシステムは上手くいくということが、何度も証明されています。

スコアリングについてですが、今日の試合を振り返っても良いショットは打てているが入らなかった。残念ではありますが、そういう試合もあると思います。でも、リバウンドはどうなのか。前半は15本ものオフェンスリバウンドを取れていたのに、後半は2本しか取れていない。こうした細かい点を、全員で信じ込んでやらなければいけないと思います。

記者の質問に答えるショーン・デニスHC©Basketball News 2for1

齋藤拓実の横浜BC戦後コメント

――横浜BC戦・第2戦の総括

今日の試合は横浜さんが試合の入りから強く入ってきて、僕たちがちょっと受け身になってしまった部分もあって。それが、試合を通じて長く続いてしまったと思っています。

やっぱり勝負どころのリバウンドだったり、今日で言うとラべナ選手のところを自由にやらせてしまうとか、相手に対してディフェンスが上手くアジャストできなかったりします。もともとの自分たちのディフェンスの規律が崩れてしまった部分が多くて。そこがやっぱり、この結果に繋がったのかなと思います。

――4Qの苦しい時間、チームにどんな声をかけていたのか

まず4Qの初めに相手にランを作られてしまった中、そこのマインドセットのところは横浜へ遠征に来る前から、本当にチームのミーティングで話していて。昨日は結果として勝つことができた中、この2戦目は絶対相手が強く来るとわかっていながら、入りが良くなかった。その意味で、試合全体だけではなくて、クォーターごとの入り方でどれだけ自分たちが強く入らなきゃいけないのかっていうマインドセットを、全員が持たなきゃいけないです。

4Qに僕がポイントガードとして声をかけていたのは、本当にオフェンスで何かを取り返そうとしてはだめっていう話で。本当に、ディフェンスで一つずつやっていかないと。4Qのあの時間帯であの点差の中、それがどれだけ大事かっていうのはチームで徹底して話しました。

記者の質問に答える齋藤©Basketball News 2for1

(髙山慎之介)

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