Bリーグ1部(B1)は、12月28日から30日にかけて各地でレギュラーシーズンの第15節が行われ、西地区2位の島根スサノオマジックは、アウェイのららアリーナ東京ベイで東地区3位の千葉ジェッツと対戦。第1戦を2度の延長の末81-85で制すと、第2戦も86-78で勝利し、アウェイ2連勝で2024年を締めくくった。
29日の第2戦は、第1戦と同じく拮抗した状態で試合が進んでいく。第2クォーター、島根はコティ・クラークの連続3ポイントシュートで得点を重ね、前半を42-40と2点リードで折り返す。後半は開始直後からニック・ケイ、安藤誓哉の得点で12-0のランに成功。一進一退の展開が続いたものの、第4Q終盤にはジェームズ・マイケル・マカドゥのフリースローや晴山ケビンの3Pシュートなどで千葉Jを突き放し、86-78で勝利。アウェイの地で連勝を飾った。
第2戦では、安藤が3Pシュート3本を含む16得点3リバウンド、マカドゥが14得点10リバウンドでダブルダブルを記録。そのほか、クラークが15得点、ケイとエヴァンス・ルークがそれぞれ11得点と貢献を見せた。
島根は第15節を終えた時点で17勝9敗で西地区2位としており、首位・琉球ゴールデンキングスを背中を2ゲーム差で追っている。2025年初の試合となる第16節では、ホームの松江市総合体育にて、中地区6位のファイティングイーグルス名古屋と対戦する。
第2戦終了後の会見では、ポール・ヘナレHCと安藤が記者の質問に答えた。
ポール・ヘナレHCの千葉J戦終了後のコメント
ー千葉J戦・第2戦の総括
本日(第2戦)の試合は前半は我々がリードしていましたし、3Qでも試合を締めるチャンスがあったんですが、千葉さんは非常に素晴らしいチームで粘り強くて、一時期は逆転されました。それでも我々が逆に食らいついて、何とか勝利することができた。そういった試合になったと思っています。
ー強豪チームに連勝できたことについて
チームのことを思うと、喜びと共に誇らしく思っています。こういった素晴らしいチームに対して、選手たちが結束を見せてくれているので、勝利できて嬉しく思っています。
ーリバウンドの評価
両日、リバウンドは勝っていると思っています。日頃やっていることを(今日も)やっただけです。
安藤誓哉の千葉J戦終了後のコメント
ー千葉J戦を連勝で終えて
ホッとしています。
ー(前回の取材で)今シーズンは健康に過ごしたいと語っていたが、ここまではどうか
いい感じです。
ー年明けの試合に向けて
前半戦で(チームとして)作り上げたものをもっともっと伸ばしていきたいなと思います。