Bリーグ2部・東地区の富山グラウジーズは22日、アウェイのホワイトリングで同地区の信州ブレイブウォリアーズと対戦し、オーバータイムの末、89-96で敗れた。
富山が接戦を制した第1戦と同じく、一進一退の攻防が続いた第2戦。先発ポイントガードを宇都直輝から藤永佳昭に変更した富山は、第1戦以上に激しいディフェンスで信州を苦しめた。第4クォーターまで主導権を握っていた富山だったが、次第にシュートの精度が落ちてくると、信州の勢いに飲まれ始める。残り4分53秒には信州の三ツ井利也に3Pシュートを決められ、71-73と逆転を許す展開に。しかし、この日両チーム最多の28得点を記録したトーマス・ケネディが連続で3Pシュートを沈めて再度逆転を果たすと、その後は両者譲らずオーバータイムに突入。延長戦では宇都の離脱やケネディのファールアウトなどもあり、信州に食らいつくことができず。最後まであきらめず戦ったものの、敵地で連勝とはならなかった。
富山は第2戦ではケネディが28得点、アーロン・ホワイトとミッチェル・ワットがそれぞれ16点ずつ記録した。信州との2連戦を終え、富山は通算18勝8敗で東地区2位につけている。試合後、ダビー・ゴメスヘッドコーチ(HC)が記者の質問に答えた。
ダビー・ゴメスHCの信州戦第2戦後のコメント
ー信州戦第2戦の総括
自分としてはチームがノースリーを意識しないといけないなと思います。それを言ったあとすぐに2本やられていて、自分たちから負けに行った試合だと思います。
ー先発PGを宇都から藤永に変えた理由
自分としてはアキ(藤永)の方が頑張っているから使ったっていうだけです。
ー第4Qには特別指定の田中晴瑛も投入したがその狙いは
シューターをもう一人増やしたかったからです。
ー信州戦で得た学びや成長していきたい部分は
自分としては最後までプロフェッショナルとしてちゃんとやるべきことはやって、ノースリーと言われたら、選手たちもリスペクトを持ってその指示を遂行してほしい。(レフェリーには)自分たちがコントロールできない部分でのコールで、前半ではアグレッシブでダーティーなプレーがある中で、その部分をしっかりとコントロールしてほしい。とは言え、最後までしっかりと戦わないといけないと思います。