Bリーグ1部(B1)は10月25日から27日にかけて各地でレギュラーシーズンの第5節が行われ、西地区・京都ハンナリーズは26、27日の両日、アウェイの青山学院記念館体育館で中地区・サンロッカーズ渋谷と対戦した。第1戦は3ポイントシュートを55.6%の高確率で沈めるなど、序盤から主導権を握る展開となり、99-96で勝利。第2戦では、第1クォーターから16-28とビハインドの展開になると、後半はSR渋谷の堅守に苦しめられ、60-95で敗戦。今シーズン初のアウェイ連勝とはならなかった。京都は通算4勝5敗で西地区5位につけている。
第2戦では、チャールズ・ジャクソンが15得点6リバウンド、川崎ブレイブサンダースより移籍したジョーダン・ヒースが14得点を記録。第1戦で26得点9アシストと活躍が光ったアンジェロ・カロイアロは第2戦ではわずか3得点に抑えられるなど、苦しい展開となった。試合後の会見ではロイ・ラナHCと澁田怜音が記者の質問に答えた。
SR渋谷戦後のロイ・ラナHCのコメント
-SR渋谷戦の総括
本当にタフな後半だったというのが一番の印象で、違いとしてはやはり後半かなりフィジカルな部分で差が出てしまった。そこがこの結果につながったかなと思っています。
SR渋谷戦後の澁田怜音のコメント
-SR渋谷戦の総括
昨日とは全く逆の展開というか、完全に僕ら(京都)のバスケットが出来ない試合だった。バック・トゥ・バックの試合が難しいのはチームでも分かっていたが、それをコートでうまく表現できなかった。
-今シーズンHCに求められている自身の役割について
僕がコートに出るタイミングというのは何かしらチームがトラブルを抱えているとかオフェンスの展開が重たい時だと思うんですけど、自分がチームの中で一番長けている部分が何かというのを考えるとスピードのところなので、(攻めの)テンポを速くすることはコーチからも言われていますし、(スペースが)空いたらシュートを打って欲しいということも言われています。
-外国籍選手とのコミュニケーション
自分がアタックした時はヘルプとして寄ってくれるし、寄らなかった時は自分がいく。彼らからは、「最初は自分から狙っていって欲しい」と言われている。消極的なプレーが続くと自分らしくないし、コーチ陣や彼ら(外国籍選手たち)からも言われたりするので、自らリングにアタックすることは続けていきたいし、自分は(岡田)侑大みたいに器用にパスできるタイプではないけれど、彼らが空いてるところが見えたらパスを出すことはしっかり意識していきたいと思っています。
-次節に向けての課題と意気込み
なかなか同じ相手に連勝することがチームとして出来ていないし、今日(第2戦)みたいに点数とか内容が厳しくアップダウンが激しいことが自分たちの課題だと思っているので、コンスタントにチームとしてパフォーマンスを落とさないこと。自分が出た時はとにかくテンポを上げたり、積極的なプレーをすることがチームの助けになると思うので、続けていきたいと思います。
(こんの恵理)