【バスケ日本代表】パリ五輪初戦はW杯王者ドイツに77-97で黒星発進 八村塁はチーム最多20得点、渡邊雄太は16得点
チーム最多20得点を挙げた八村塁(手前)©FIBA
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 バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング26位)は27日、パリ五輪予選リーグで同じグループBのドイツ(同3位)と戦い、77-97で敗れた。

 河村勇輝、吉井裕鷹、渡邊雄太、八村塁、ジョシュ・ホーキンソンの5人が先発出場となった日本。第1クォーター、日本は八村がミドルジャンパーを沈め初得点を挙げると、河村や吉井が立て続けに3Pを決めて食らいつく。このクォーターだけで10本中5本の3Pを決め、21-28で1Qを終える。

 第2クォーター、ドイツのイザック・ボンガやフランツ・バグナーのアタックを止められず、一時16点リードを許す。しかし、そこから河村とホーキンソンのホットラインや八村がフリースローで得点を重ね、44-52と8点ビハインドで前半を折り返す。

 第3クォーター、日本は渡邊の3Pで7点差まで詰めるも、ドイツのインサイドでの得点を抑えられず、リードを徐々に広げられる展開に。第4クォーターも吉井がオフェンスリバウンドから得点を重ねるなど奮闘を見せたものの、最後まで点差を詰めることはできず77-97で黒星発進となった。

 日本は八村塁が20得点10リバウンド、渡邊が16得点、ホーキンソンが13得点11リバウンド、河村が11得点7アシスト、吉井が10得点を記録した。日本の3P成功率は35.3%、FT成功率は85.0%を記録。リバウンド数では39-36とドイツを上回った。

パリ五輪では8強入りが目標

 グループBの日本は今後、予選リーグでは30日にフランス(同9位)、8月2日にブラジル(同12位)と対戦する。パリ五輪8強入り(予選リーグ突破)を目指す日本だが、8強入りのためには各グループの上位2チームに入る、もしくは各グループ3位のチームのうち上位2チームに入ることが条件となる。

 各グループの出場国は以下の通り。()内はFIBAランキング。

【グループA】
オーストラリア(5位)
ギリシャ(14位)
カナダ(7位)
スペイン(2位)

【グループB】
フランス(9位)
ドイツ(3位)
日本(26位)
ブラジル(12位)

【グループC】
セルビア(4位)
南スーダン(33位)
プエルトリコ(16位)
アメリカ合衆国(1位)

【パリ五輪男子日本代表ロスター】

富樫勇樹(PG、167cm/69kg)

ジェイコブス晶(SF、203㎝/101kg)

河村勇輝(PG、172㎝/75kg)

比江島慎(SG、191㎝/88kg)

テーブス海(PG、188㎝/85kg)

八村塁(PF、203㎝/102kg)

渡邊雄太(SF、206cm/97kg)

馬場雄大(SF、195㎝/90kg)

ジョシュ・ホーキンソン(C/PF、208㎝/112kg)

富永啓生(SG、188㎝/84kg)

渡邉飛勇(C、207㎝/106kg)

吉井裕鷹(SF、196㎝/97kg)

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