Bリーグ1部・秋田ノーザンハピネッツは1月5日、6日の両日、アウェイの広島サンプラザホールにて広島ドラゴンフライズと対戦。5日の第1戦は74-81、翌6日の第2戦では68-82とし、11月11日、12日のアルバルク東京戦以来の連敗となった。
6日の第2戦、秋田は序盤から広島の堅いディフェンスに抑えられ前半わずか26得点に抑えられる苦しい展開に。後半には追い上げを見せるも、勝利には届かず。通算成績は14勝14敗となり、勝率を5割に戻した。
秋田はタナー・ライスナーが19得点7リバウンド、ハビエル・カーターが11得点9アシストを記録。試合後、前田顕蔵ヘッドコーチとライスナーが記者会見で質問に答えた。
前田顕蔵HCの1/6広島戦後のコメント
-広島戦の総括
第1戦の反省からターンオーバー、あとリバウンドのところの改善っていうところ、プラス広島さんのディフェンスに対して、どうやって攻めるかっていうところが大きなポイントになっていたんですけど、試合の出だしから非常に苦しい展開になって、昨日(第1戦)のゲームから修正っていう形には全くもっていけなかったっていう自分の力のなさをすごく痛感しました。
後半、ファイトバックする中で、ゾーンでごまかしながらやっていたような感じ。ベースとして一対一が守れない、いろんなところで勝負できなかった自分の未熟さとチームの未熟さと非常に反省の課題の残る試合内容だったかなと。こういう試合を勝ち切れるようにならないといけないですし、連敗する癖を作ってはいけないと思う。ここからまたどうやっていい方向に持っていけるのか、しっかり考えて次に繋げないといけないなと思います。
-具体的な反省点
オフェンスの特徴で今週しっかりゾーンに対してスクリーンをかけようだったり、どこにスクリーンかける、どう攻めるかっていうところを、自分たちのベースのある形を保ちながらやろうっていうところが、どうしても広島さんのサイズだったり、スイッチ、ミスマッチだったりっていうところを突こうとしてしまって、崩してしまう崩れた中で何も起こらない、そこからめちゃくちゃ走られたっていうのが、前半のビッグクォーターは二つ作られてしまう(要因になった)。やっぱりそこが一番大きかったですね。
前半の悪いシュートから、5秒ぐらいで点を取られてディフェンスができなくなってしまうっていうのと、後半はディフェンスに関してはごまかしてやったっていうのが広島さんのタレントを止めきれなかった、一対一でありチームとして守れなかった。ポイントでの得点、そこはやっぱ消せなかったっていう自分としては悔しいですし、ここをしっかり乗り越えていかないとなと感じました。
タナー・ライスナーの1/6広島戦後のコメント
-広島戦の総括
第1戦も含めて、すごく苦しんだ2戦だったと思います。昨日の試合でいえばターンオーバー数とオフェンスリバウンドを相手に与えてしまったところで試合崩れてしまった。今日に関しては特にオフェンスがうまくいかなかったところが大きかったと思います。
フィールドゴール成功率が32%だとどの様な相手に対しても勝つのは難しいと思います。いろんな意味で、いろんな面で苦しんだ2日間でした。
-加入してからの自身のプレーの評価やチームの現状について
個人的なパフォーマンスでいえば、まずまずかなと思っています。何よりもチームが勝ち始めたところが1番だと思います。自分のパフォーマンスの数字が悪かったとしても、まずチームが勝っていればいいと思います。チームが勝っていて、自分の中では満足できる日本でのキャリアでのスタート、パフォーマンスだと思います。
フロントオフィスやクラブを含め、チームメイト、コーチ、チームスタッフが自分を温かく迎え入れてくれた。途中から加入にも関わらず何も難もなくチームに溶け込めたのは特にチームメイト、コーチの存在が大きいと思いますので、彼らに感謝したいです。