Bリーグ1部(B1)・三遠ネオフェニックスは8日、ホームの豊橋市総合体育館で横浜ビー・コルセアーズと対戦。ホームの豊橋市開催としては過去最多の4555名が来場したこの試合、両者譲らずオーバータイムにもつれ込む激戦となった。
三遠は1点ビハインドの延長残り4秒、大浦颯太からパスを受けたヤンテ・メイテンがゴール下で逆転ショットを決め、94-93で接戦を制す。ホームで連勝を飾り、通算10勝2敗で中地区首位の川崎ブレイブサンダースとゲーム差なしの2位につけた。
三遠はメイテンが 23得点 11リバウンド4ブロック、デイビッド・ダジンスキーが21得点7リバウンド、コティ・クラークが18得点、細川一輝が13得点、佐々木隆成が10得点4アシスト、大浦が4得点10アシストを記録。敗れた横浜BCは河村勇輝が35得点を記録した。
試合後、大野篤志HC、ヤンテ・メイテン、大浦、細川が記者会見で質問に答えた。
目次
大野篤志HCの11/8の横浜BC戦後のコメント
-接戦でも勝ち切れる要因
今日は負けたと思いましたけどね。それぐらい自分たちのゲームプランで止めなきゃいけないところはしっかり止められたんですけど、ベースになる部分のところで多くのミスがあったので、すごく反省点の多いゲームだったなと思っています。
-新加入の大浦颯太の評価
前半から河村選手のところにしっかりとプレッシャーをかけてボールをもらわせないという仕事をしてくれたので、36分ぐらい出場してバテているとは思いますけど、良い仕事をしてくれたんじゃないかな思います。
ヤンテ・メイテンの11/8の横浜BC戦後のコメント
-横浜BC戦の総括
本当にタフな試合になりましたが、ガード陣もチャレンジを受けてしっかりと守ることができましたし、わたしたちもケガ人がいたり困難な状況ではありますが、勝てたことは良かったかなと思います。
-接戦を勝ち切れた要因
あまりオフェンスのことを強調して言いたくはないですけれど、今日の勝因はオフェンスのところかなと。ディフェンスのところでもたくさん修正点があるので、これからディフェンスのところをしっかり上げて、オフェンスとレベルが合うようにしていきたいと思います。
大浦颯太の11/8の横浜BC戦後のコメント
-横浜BC戦の総括
まず勝てたことが1番良かったことです。河村選手には35点取られているリバウンドから点を取られたりだとか他の選手に気持ち良くスリーポイントを打たれるというのは僕たちとしては望んでいなかったことなので、そういったところをもう少し徹底すれば、もう少し自分たちらしい展開になったのかなと思います。
-河村勇輝とのマッチアップについて
本当は僕がつくとは思っていなかったのであまり意識していた訳じゃないですけど、河村選手にボールを持たせないという意図から自分たちのスタイル的に前から持たせないようにする中で僕がつかれていたのでずっとつく形になった。何をやらして良い、やらしていけないという(ことがあった)中で、遂行できたのは良かったかなと思います。
-既存の選手たちとのコミュニケーション
選手同士でミーティングも多いですし、コティ(クラーク)が話し合おうと言ってくれたりして、(このようなことは)昨年はなかったのかなと。選手同士のコミュニケーションが増えていて、自分のコミュニケーションも増えていますし、練習中も擦り合わせているのかなと感じています。
細川一輝の11/8の横浜BC戦後のコメント
-横浜BC戦の総括
自分たちが準備してきたところで40分間大浦選手を含めガード陣がしっかりと河村選手のところを守ってくれた。最後勝ち切ることができてチームとして良かったですけど、個人としてはディフェンスでもオフェンスでもミスだったりチームで準備したことを遂行できなかったところがあるので、そこをしっかり反省して次の試合に向けて準備していきたいと思います。
-ディフェンス、オフェンスで遂行出来なかった部分
ディフェンスだったらヘルプの位置だったりもう一歩寄らなきゃいけないところで寄りきれなかったり、簡単にレイアップされてしまったり。オフェンスだと大事な部分場面でのパスミスだったり、ターンオーバーがあったのでしっかり直していきたいです。
-接戦でも勝ち切れている要因
どこからでも点数が取れるというところは強みでもありますし、ディフェンスでもしっかり皆コミュニケーションが取れている。相手も攻めづらくなったりして、自分たちのやりたいバスケットを40分間の中でたくさんできているところが勝利できているところかなと思います。